美味しい糖や脂質の摂取が食後の有益作用を減弱させる新規機構解明とその克服法開発

• 研究課題/領域番号: 23K18452
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
• 研究機関: 京都府立大学
• 研究代表者: 岩崎 有作 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (60528420)
• 研究期間 (年度): 2023-06-30 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: GLP-1 / 求心性迷走神経 / 糖 / 脂質

研究開始時の研究の概要

美味しい糖や脂質が多く含まれるファストフードのような食品の過剰摂取は健康に悪影響を及ぼすことは自明である。この作用機序として、「糖・脂質の摂取で強く分泌促進される因子Xが、食後の有益機能発揮に重要な腸ホルモンGLP-1（glucagon-like peptide-1）の作用を阻害する」という新規概念を提唱し、検討する。そして、因子Xの分泌を抑制する食品成分Yを用いることで、食後のGLP-1作用を増大させて有益機能を誘導できるか検証する。