研究課題
挑戦的研究(萌芽)
誤り訂正符号は信頼性の高い通信のための技術であり,理論計算機科学・暗号理論・計算量理論などにおいても要素技術として登場する.符号化率(通信の効率性)と距離(訂正能力)について最適なトレードオフを達成する符号を明示的に構成することが究極の目標である.本研究では,最適なトレードオフを達成する符号を構成すること自体を計算問題として扱い,符号構成問題の計算複雑さを明らかにすることを目指す.