研究課題
挑戦的研究(萌芽)
病理診断において,癌種類比率は5年再発率・生存率に関係するため重要な情報であり,様々な病理診断において一枚の病理画像Whole Slide Image(WSI)内の癌種比率の医師の主観による診断が行われている.そこで,診断結果として記録されている癌種比率情報を用いることで,省アノテーションな機械学習を実現する.病理画像解析での実応用に着目し,「挑戦1:バッグサイズが非常に大きく比率に関する損失を計算できない」「挑戦2:クラス比率が部分的にしか与えられていない」「挑戦3:クラス比率が厳密な値でなく範囲で与えられている」という挑戦的な3つの課題に取り組む.