研究課題
挑戦的研究(萌芽)
妊娠の成立・維持、胎児の健やかな成長には、胎盤の正常な維持と発達が不可欠である。そのため、化学物質の生殖発生毒性評価に際しては、胎盤への毒性の理解が重要である。そこで本研究では、胎児への毒性が報告されている医薬品をモデルに、それら化学物質が胎盤構造・機能形成におよぼす影響とその発現機序を明らかとし、得られた知見に基づき、既存法の無い「胎盤形成・機能性試験法」の提案を目的とする。