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少子高齢化社会とマクロ経済:介護と社会保障制度改革

研究課題

研究課題/領域番号 23K18780
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0107:経済学、経営学およびその関連分野
研究機関名古屋大学

研究代表者

御子柴 みなも  名古屋大学, 経済学研究科, 講師 (90983693)

研究期間 (年度) 2023-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード少子高齢化 / 介護 / 社会保障 / 世代重複モデル
研究開始時の研究の概要

本研究は、個人が高齢期に直面する介護リスクがマクロ経済に与える中長期影響を定量分析し、持続可能な税・社会保障制度を構築することを目指す。

中長期の影響を分析する際、本研究では、経済全体の介護サービスの需要と供給が人口構造および家族構成に依存することに着目して定量分析を行う。

研究実績の概要

本研究の最終目標は、個人が高齢期に直面する介護リスクがマクロ経済に与える中長期的影響を分析し、持続可能な税・社会保障制度を構築することである。本研究では、経済全体の介護サービス需要は人口構造および家族構成の変化に依存することに着目し、人口および家族構成に関する様々なシナリオのもとで分析を行う。

2023年度は、家計の介護サービス選択、中長期的な人口構造及び家族構成の変化に関するデータの整理・分析を行った。家計の介護サービス選択については、厚生労働省によって提供された「国民生活基礎調査」及び「中高年者縦断調査」の調査票情報を利用して、家族構成・介護状態といった属性ごとの介護サービス選択について整理を行った。中長期的な人口構造及び家族構成については、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」を用いて、シミュレーションシナリオの検討を行った。

また、定量分析で用いるモデルはMikoshiba (2023)やImrohologlu and Zhao(2018)を素地として、拡張・改良を行っている。拡張・改良においては、整理・分析を行ったデータを元に、家族構成と介護サービス選択について重点的に行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の計画に沿った、介護に関するマイクロデータの整理・分析を進めるとともに、定量分析に用いるシナリオやモデルの改良を行っている。

今後の研究の推進方策

マイクロデータの整理・分析およびカリブレーションパラメーターの推計作業を取りまとめ、ベースラインとなるモデルの定量分析を行うことを予定している。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-09-11   更新日: 2024-12-25  

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