研究課題
研究活動スタート支援
近年、屋外遊びを増やす手立てとして、園庭に遊具を導入する介入研究が進められている。しかしこれまでの研究は、大人(遊具会社や研究者,教員)によって遊具が選定、設置されており、子どもの意見が十分に反映されていない現状がある。そこで本研究では、アイトラックを用いて子どもの遊具に対する嗜好を明らかにする。アイトラックは視線滞留、まばたき回数を関連づけた解析であり、興味・関心のあるもの=注視しているものとして評価される。このアイトラックを用いることで嗜好を数値化することができれば、実際に子どもの興味に合った遊具が提供できるとともに、遊具を用いた屋外遊びが活性化されることが期待できる。