研究課題/領域番号 |
23K18982
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0110:心理学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
丸田 純平 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60980761)
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研究期間 (年度) |
2023-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | データ収集 / データクレンジング / 図形描画試験 / 人工知能 |
研究開始時の研究の概要 |
老年精神医学領域においてバウムテストは認知機能障害や抑うつなどを評価できる有用な心理検査であるが、検査結果の解釈には専門的な知識と経験が必要であり、主観的な要素が多いという課題がある。これまでバウムテストは画像解析による客観的評価手法の開発が試みられてきたが、老年精神医学領域において検証された例は乏しかった。本研究ではディープラーニングの手法をバウムテストの評価に応用し、認知症患者のバウムテスト画像と神経心理学的検査所見の関係についてディープラーニングの手法を用いた人工知能に学習させ、認知症患者のバウムテストの客観的評価や解釈補助を目指す。
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研究実績の概要 |
2023年度はデータ収集を中心に行い、地域在住高齢者476例である。バウムテスト画像および神経心理学的検査所見を収集しており、試験的にバウムテスト画像とK6スコア総点について学習済みConvolutional Neural Network(CNN)のTransfer learningを行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初予定していた数量のデータを収集できた。
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今後の研究の推進方策 |
データ収集がほぼ終了したため、今後はデータクレンジングや人工知能の学習を行う予定である。
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