ダイヤモンドフォトニック結晶ラマンレーザーの開発

• 研究課題/領域番号: 23K19197
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0402:ナノマイクロ科学、応用物理物性、応用物理工学およびその関連分野
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: JI SANGMIN 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00979073)
• 研究期間 (年度): 2023-08-31 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: ナノフォトニクス / フォトニック結晶 / ラマンレーザー / ダイヤモンド

研究開始時の研究の概要

ダイヤモンドは、その優れた物性から広帯域・高出力・小型ラマンレーザー実現するための有望な材料である。近年におけるダイヤモンド微細加工技術の発展に伴い、オンチップダイヤモンドラマンレーザーの実現可能性が開かれつつある。本研究では、フォトニック結晶共振器（PhC）を用いた、小型・低閾値のオンチップダイヤモンドラマンレーザーの実現を目指す。ダイヤモンドはその作製技術の障壁が他の材料に比べて高く、実現されているダイヤモンドPhCのQ値は設計に比べて数桁低くなっている。従って本研究の完成は、ダイヤモンドと光の相互作用を強める新たなPhCプラットフォームを開拓するものでもある。