卑金属ハイブリッドによる高機能サブナノ粒子の創出

• 研究課題/領域番号: 23K19268
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0502:無機・錯体化学、分析化学、無機材料化学、エネルギー関連化学およびその関連分野
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 森合 達也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (60985018)
• 研究期間 (年度): 2023-08-31 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: サブナノ粒子 / 卑金属 / 元素ハイブリッド / デンドリマー / 合金

研究開始時の研究の概要

従来のナノ粒子よりもさらに小さな粒径約1 nmのサブナノ粒子は、ナノ粒子やバルク物質には見られない特異な性質を持つ。申請者の所属グループでは、樹状高分子デンドリマーを粒子合成の鋳型とした「アトムハイブリッド法」を開発したことにより、サブナノ粒子を原子レベルで精密に合成している。本研究では、この手法を用いてサブナノスケールで複数種の卑金属元素を混ぜ合わせた卑金属ハイブリッド粒子を合成する。さらに、粒子の元素種・原子数・組成比・幾何構造を最適化することで、本来不活性とされている卑金属から潜在活性を最大限に引き出し、サブナノ高機能材料の創出を目指す。