研究課題
研究活動スタート支援
クローン病は小腸や大腸などの粘膜に慢性的な炎症が生じる疾患であり、根治療法はない。クローン病では小腸のパネート細胞に異常が多く認められる。パネート細胞を細胞死から保護するAPI5は、米国人検体を用いた解析ではクローン病の新規治療法となる可能性が示されたが、日本人においては不明である。本研究では、API5を本邦のクローン病患者に臨床応用するため、日本人の臨床検体を用いた大規模な解析を行う。