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コロナ禍のビデオ通話による非対面交流と高齢者の孤独感・うつに関する大規模縦断研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K19796
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関千葉大学

研究代表者

塩谷 竜之介  千葉大学, 予防医学センター, 特任研究員 (20982549)

研究期間 (年度) 2023-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードオンラインコミュニケーション / 孤独感 / うつ / ビデオ通話 / 新型コロナウイルス感染症
研究開始時の研究の概要

新型コロナウイルス感染症の流行下では、対面交流の不足に伴う高齢者の孤独感・うつ悪化が公衆衛生上の問題となっている。打開策として、ビデオ通話による非対面交流が注目されているが、流行後の孤独感・うつ悪化を抑制するかについて一貫した結論は得られていない。そこで本研究は、全国高齢者を対象とする流行前後の大規模縦断データを用いて、1)ビデオ通話による非対面交流と高齢者の孤独感・うつ症状の中・長期的な関連、2)その関連の修飾因子を明らかにする。

研究実績の概要

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の流行下では、対面交流の不足に伴う高齢者の孤独感・うつ悪化が公衆衛生上の課題となった。打開策としてビデオ通話による非対面交流が高齢者の孤独感・うつ悪化を抑制するかを、流行前から中・長期的に追跡して検証した報告は不足している。さらに、その効果修飾因子も明らかではない。そこで本研究では、日本老年学的評価研究の全国高齢者を対象とする大規模縦断データを用いて、①ビデオ通話による非対面交流とコロナ流行数年後の孤独感・うつ症状との関連、及び②ビデオ通話による非対面交流とコロナ流行数年後の孤独感・うつ症状との関連は特定の要因によって異なるかを検証することを目的としている。令和5年度の研究実施状況として、所属研究機関における会計システム登録後、まずは当初の計画通り、パーソナルコンピューター、統計ソフト(Stata)、文献管理ソフト(EndNote)、当該研究を進めるにあたり必要となる書籍を購入する等、研究実施に向けた環境整備を行った。続いて、当該研究を実施するために必要な日本老年学的評価研究「健康と暮らしの調査」のパネルデータ(2019-2020-2022年度の3時点パネルデータ)の構築に向けて、日本老年学的評価研究機構にデータ編集業務を委託する等の事務手続きを進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

所属研究機関における会計システム登録が遅れる等、当初想定していなかった出来事が生じたものの、その後は研究環境整備を行い、研究実施に向けたデータ整備の手続きを進める事ができたため。

今後の研究の推進方策

日本老年学的評価研究機構にデータ編集業務を委託し、研究に必要なデータが整備されたため、今後はデータを用いて分析に取り組み、その成果について学会発表や論文執筆を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-09-11   更新日: 2024-12-25  

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