• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

Dynamic Time Warpingを用いたPTSD症状のネットワーク構造に関する縦断研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K19880
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛

研究代表者

斉藤 拓  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 行動科学研究部門, 准教授 (30979183)

研究期間 (年度) 2023-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードPTSD / Dynamic Time Warping / 時系列分析 / ネットワーク / 精神症状
研究開始時の研究の概要

本研究では、東日本大震災に派遣された陸上自衛隊員を対象に、PTSD症状の経時的変化をDynamic Time Warpingを用いて解析し、重症度の軌跡ごとにPTSD症状のネットワーク構造の違いを明らかにすることを目的とする。本研究により、PTSD症状が時間経過とともにどのように相互に影響を与え、進展するかが明らかとなり、PTSDの病態をより深く理解することにつながると期待される。

研究実績の概要

初年度は、PTSD評価尺度であるImpact of Event Scale-Revised(IES-R)が一定の点数以上を示した対象に絞った先行的解析を行い、Dynamic Time Warping(DTW)を用いてPTSD症状の各項目間の距離を測定し、クラスター分析及び確認的因子分析によりPTSD症状を分類した。さらに、ネットワーク解析を行い、PTSD症状の各項目間の相互作用を検証した。
DTWにより、今回の対象におけるPTSD症状について経時的な変化を明らかにすることができ、DTWは精神症状の経時的変化の解析に有用な手法であることが示唆された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

段階的に解析を行い、概ね計画通りに進めることができている。

今後の研究の推進方策

対象を増やしてPTSD症状の重症度の軌跡ごとにネットワーク構造を比較し、各症状間の関連について違いを明らかにする予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 東日本大震災に派遣された陸上自衛隊員のPTSD症状の経時的変化:Dynamic Time Warpingを用いた解析2024

    • 著者名/発表者名
      斉藤 拓、北野 誠人、脇 文子、長峯 正典
    • 学会等名
      第69回防衛衛生学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-09-11   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi