研究課題/領域番号 |
23K19914
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
五味 達之祐 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (80981802)
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研究期間 (年度) |
2023-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域在住高齢者 / 日本人の食事摂取基準 / たんぱく質摂取 / フレイル / コホート研究 |
研究開始時の研究の概要 |
健康寿命延伸のためのフレイル予防には、十分なたんぱく質摂取が重要であり、日本人の食事摂取基準2020年版(摂取基準2020)では、初めてフレイル予防に焦点化した議論が記載され、高齢者のたんぱく質摂取目標量が変更された。一方で、高齢者のフレイルとたんぱく質摂取状況について、摂取基準2020と照らした基礎となる詳細なデータがないことで、摂取基準2020のフレイル予防への活用が難しい現状が考えられる。本研究では地域在住高齢者において、①摂取基準2020のたんぱく質摂取目標量の遵守状況を記述疫学的に示し、②たんぱく質の目標量摂取のフレイル及びそのリスク要因への影響に関する基礎的な疫学データを構築する。
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研究実績の概要 |
地域在住高齢者における「日本人の食事摂取基準2020年版」のたんぱく質摂取目標量の遵守状況に関する記述疫学統計に使用する、2021年の調査済みデータについて、解析用データセットの作成が完了した。また、研究計画に従い、2023年10月に調査を実施し、587名の実測データを取得した。本調査データについて、蓄積されている縦断データベースとの連結作業が完了した。データ解析を行うためのデータ取得及び整備を含め準備が整った状況である。 今後、研究計画に従い、「日本人の食事摂取基準2020年版」のたんぱく質摂取目標量に照らした、たんぱく質摂取状況の記述疫学統計を実施していく。また、新規に実施した調査結果と連結した縦断データセットを用いて、2015年時点のデータをベースラインとし、たんぱく質目標量の摂取(遵守)状況のフレイル及びフレイルのリスク要因への影響を多変量解析を用いて明らかにしていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
地域在住高齢者における日本人の食事摂取基準2020年版のたんぱく質摂取目標量の遵守状況に関する記述疫学統計に使用する2021年の調査済みデータについて、解析用データセットの作成が完了した。また、研究計画に従い、2023年10月に調査を実施し、587名の実測データを取得した。本調査データについて、蓄積されている2015年をベースラインとする縦断データベースとの連結作業が完了した。データ解析を行うためのデータ取得及び整備を含め準備が整った状況である。
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今後の研究の推進方策 |
今後、研究計画に従い、日本人の食事摂取基準のたんぱく質目標量に照らした、たんぱく質摂取状況の記述疫学統計を実施していく。また、2023年10月に実施した調査結果の連結が完了している縦断データセットを用いて、2015年時点のデータをベースラインとし、日本人の食事摂取基準のたんぱく質目標量の摂取(遵守)状況のフレイル及びフレイルのリスク要因への影響を多変量解析を用いて明らかにしていく。
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