研究課題/領域番号 |
23K20043
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際先導研究)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
林 克彦 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20287486)
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研究分担者 |
伊川 正人 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (20304066)
小林 俊寛 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (20587414)
篠原 隆司 京都大学, 医学研究科, 教授 (30322770)
三浦 恭子 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (80583062)
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研究期間 (年度) |
2023-11-17 – 2030-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
689,000千円 (直接経費: 530,000千円、間接経費: 159,000千円)
2029年度: 91,000千円 (直接経費: 70,000千円、間接経費: 21,000千円)
2028年度: 91,000千円 (直接経費: 70,000千円、間接経費: 21,000千円)
2027年度: 91,000千円 (直接経費: 70,000千円、間接経費: 21,000千円)
2026年度: 91,000千円 (直接経費: 70,000千円、間接経費: 21,000千円)
2025年度: 91,000千円 (直接経費: 70,000千円、間接経費: 21,000千円)
2024年度: 91,000千円 (直接経費: 70,000千円、間接経費: 21,000千円)
2023年度: 143,000千円 (直接経費: 110,000千円、間接経費: 33,000千円)
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キーワード | 配偶子 / 受精 / 生殖細胞 / 精巣 / 卵巣 / 生殖補助技術 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は、日本の研究者と様々な動物の資源と技術を有する海外研究者が協力し、(1)生殖細胞および生殖巣の再構築技術を確立する、(2)精子幹細胞の長期培養・移植・凍結保存技術を確立する、(3)配偶子形成および受精能を向上させる小分子化合物を探索・同定する。また、これらの達成目標のもと多くの若手研究者を育成して、当該分野において長期にわたり日本が国際的に先導的な役割を担う基盤を確立する。
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研究実績の概要 |
本研究ではマウスの生殖細胞や生殖巣の培養において独自の先端技術をもつ日本の研究者が、多様な哺乳類の細胞資源と繁殖技術を有する海外研究者とネットワークを形成することにより、ヒトを含む様々な動物の配偶子形成を再現する培養技術の開発を行う。さらにそれらの培養技術を利用して、配偶子機能を亢進させる小分子化合物を探索・同定する研究システムを構築する。これらの研究のもとに多くの若手研究者を育成して、当該分野において日本が長期にわたり国際的に先導的な役割を担う基盤を確立する。 2024年1月から予算執行された本研究において、2023年度は各研究チームとの研究の方向性と参画する若手研究者の確認を行なった。これと同時にキックオフシンポジウム(2024年6月開催予定)およびサイトビジット(2024年7月開催予定)の準備を行なった。また海外研究チームの主任研究者を日本に招きセミナーを行い、人的交流および情報交換を推進した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2024年1月から予算執行された課題で発足後間もないが、当初の研究計画に従って、2024年度に開催するキックオフシンポジウムおよびサイトビジットに関して準備をほぼ終えている。また海外研究機関との研究人材や研究材料の交流も始まっており、順調な研究の開始と考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
本研究の対象とする動物種(ラット、ウサギ、ハダカデバネズミ、ブタ、ウシ、キタシロサイ、アカゲザル、ヒト)において、(1)生殖細胞系列および生殖巣の再構築技術を確立する、(2)精子幹細胞の長期培養・移植・凍結保存技術を確立する、(3)配偶子形成および受精能を向上させる小分子化合物を探索・同定する。これらの研究目標設定のもと、本研究に参画する若手研究者を育成する。(1)においては、キタシロサイ 、ウシ 、ウサギ 、ブタの多能性幹細胞から生殖細胞・生殖巣組織の分化誘導を行う。またハダカデバネズミの胚とES細胞の培養法を確立する。(2)においては、ヒト、アカゲザルのGS細胞を樹立する。樹立されたアカゲザルGS細胞を移植することにより成熟精子と個体の作製を目指す。(3)においては、Dec-Teq (DNA配列を結合させた小分子化合物の並列的大規模スクリーニング) システムにより、精子形成・機能を制御する分子に結合する小分子化合物をスクリーニングする。得られた小分子化合物をモデルマウスに投与して精子形成・機能に亢進作用を示すものを同定する。
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