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日本における女性映画パイオニア:フェミニスト映画史の国際的研究基盤形成

研究課題

研究課題/領域番号 23K20067
補助金の研究課題番号 20H01200 (2020-2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2020-2023)
応募区分一般
審査区分 小区分01050:美学および芸術論関連
研究機関京都大学

研究代表者

木下 千花  京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (60589612)

研究分担者 谷 慶子  立命館大学, 映像学部, 准教授 (00870453)
鷲谷 花  一般財団法人大阪国際児童文学振興財団, その他部局等, 特別専門員 (10727100)
ワダ・マルシアーノ ミツヨ  京都大学, 文学研究科, 教授 (10796238)
菅野 優香  同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (30623756)
斉藤 綾子  明治学院大学, 文学部, 教授 (90339573)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードジェンダー / 映画産業 / 女性労働 / 日本映画史 / ポストコロニアリズム / ドキュメンタリー / フェミニズム / クィアスタディーズ / セクシュアリティ / クリエイティブ労働 / 映画産業史 / 女性史
研究開始時の研究の概要

本研究は、資料や聞き取り調査に基づき、日本の映画産業における女性たちの仕事の在り方と業績、その社会的・歴史的な文脈との関係を明らかにする。さらに、こうした歴史研究とジェンダー、セクシュアティと作家性をめぐる理論的な問題の関係を検討する。これまで個別の研究者によって行われてきたフェミニスト映画史研究を相互に接続するプラットフォームを構築し、関心を共有する海外の研究プロジェクトと連携し、英語による発信を行う。ウェブサイトや講演・上映会によって研究成果を社会に還元し、女性パイオニアに対する一般の関心に答えつつ、「座学」(歴史・理論・批評)と「現場」との連携を深める。

研究実績の概要

本年度、「日本映画における女性パイオニア」プロジェクトのウェブサイト(https://wpjc.h.kyoto-u.ac.jp/)では、美術監督・村木忍についての冨田美香(研究協力者)のエントリーの編集を終え、公開を行った。スクリプター/脚本家・白鳥あかねについてのエントリーについて編集と図版の権利クリアを終えた。
10月に開催された山形国際ドキュメンタリー映画祭と本プロジェクトの共催事業として女性映画作家でありポストコロニアリズムの理論家・作家であるトリン・T・ミンハ(カリフォルニア大学バークレー校教授)を招聘した。同映画祭に参加し、菅野優香(研究分担者)とともにトリン氏の作品『ホワット・アバウト・チャイナ』(2022年)についてインタヴューを行った。インタビューは文字起こし・編集を経て同映画祭ウェブサイトで公開される。10月14日に京都の出町座でも同作品を上映、菅野・木下に加え、中国文学研究者の津守陽氏をゲストに迎え、トリン氏とアフタートークを行って、歴史や記憶の問題、中国の美学的伝統と現在の政治状況などについて一般の観客も交えて議論した。
研究代表者は、原一男監督『極私的エロス 恋歌1974』におけるプロデューサーおよび出演者とウーマンリブ運動との関係、上映活動とリブ運動の文脈における受容について資料収集と分析を進め、京都大学人文学研究所「家族と愛」研究班で研究発表を行い、社会学や心理学など他領域の研究者から貴重なフィードバックを得た。2023年3月に開催されたSociety for Cinema and Media Studies年次大会に参加し、研究交流を行うとともに、同研究を発展させ、英語で発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

トリン・T・ミンハ氏の招聘が可能になるなど、当初は計画していなかった機会に恵まれたため、年度開始時に計画していた日本の女性映画人についての上映会・シンポジウムから変更し、トリン氏作品の上映およびトークを行った。そのため、研究費やエフォートをトリン氏との研究交流とアウトリーチに振り向ける結果となり、「日本映画における女性パイオニア」サイトにおけるエントリーの依頼、執筆、編集、公開の作業に遅れが出ている。本プロジェクトは実績を持ちと研究能力の高い分担者から成るため、独立して研究を進め、業績を上げ、学会やメディアでも関心を集めているが、プロジェクトとしての活動をさらに進める必要がある。
研究代表者の研究においては、『極私的エロス』についての研究を進めるなかでウーマンリブ運動における映画の上映と受容について資料的な発見があり、メディアと身体を結びつけるポール・B・プレシアドの理論を使って同作を論じることについても手応えを得るなど、大きな発展があった。コロナ禍収束後、初めて大規模な国際学会Society for Cinema and Media Studiesの年次大会に参加し、英語圏のフェミニスト映画史家たちとの研究交流を行ったことには大きな意義があった。
このように、全体的に見たとき、国際交流および発信、研究代表者の研究のうえでは順調な成果を上げているが、本プロジェクトの基盤となるウェブサイトにおける活動に遅れを生じさせる結果となってしまった。

今後の研究の推進方策

5月中にメンバー全員と編集者で一度Zoomでミーティングを行い、現在の進捗状況と最終年度の計画を確認する。ウェブサイトでの女性パイオニア解説記事の出版は、昨年度、研究代表者のエフォート調整がうまくゆかずに進行に遅れが出てしまい、入稿済みであるにもかかわらず編集中の原稿が2本あるので、この2本を夏までに公開する。Zoom会議の結果に基づき、入江たか子、水の江瀧子、水木洋子、吉屋信子をはじめとしたパイオニアのエントリー記事を隔月でウェブサイトに公開するとともに、Xでの情報発信も継続する。また、谷慶子(研究分担者)と研究代表者で協力し、スクリプター脚本の整理と解読を行う。
9月までに論集の目次および企画書をまとめ、MLを通してメンバーの助言を得て、Zoomミーティングを開いて決定する。本プロジェクトは女性パイオニアの発掘という点ではウェブサイトを中心に広く関心を集め、成果も上がっているので、論集はウェブサイトのエントリーとはテーマ的には重なりつつも、映画学とジェンダー・セクシュアリティ研究への学術的貢献を目指す。本科研費を継続する形で別の競争的資金を獲得する。
2月に京都文化博物館と共催で成果発表の公開シンポジウム・上映会を2日に亘って開催する。研究メンバーが公開エントリーを補完する発表を行うとともに、外部のフェミニスト映画史家を招き、吉屋信子原作の作品を上映する。最後の共同討議では、この5年間のプロジェクトの総括と価を行う。
Society for Cinema and Media Studiesにおいて「日本映画における女性パイオニア」プロジェクトとしてパネル発表を行い、英語圏で活動するフェミニスト映画史家と交流し、フィードバックを得る。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 研究成果

    (65件)

すべて 2023 2022 2021 2020 その他

すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (35件) (うちオープンアクセス 3件、 査読あり 3件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 3件、 招待講演 8件) 図書 (16件) 備考 (1件)

  • [国際共同研究] ボストン大学(米国)

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [国際共同研究] 香港大学(その他の国・地域)

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 作家主義と女性映画2023

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      映像学

      巻: 110 号: 0 ページ: 7-12

    • DOI

      10.18917/eizogaku.110.0_7

    • ISSN
      0286-0279, 2189-6542
    • 年月日
      2023-08-25
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] フェミニスト・メロドラマとしての『ピアノ・レッスン』 : 音楽と触覚性が生み出す映像的身体と女性性2023

    • 著者名/発表者名
      斉藤綾子
    • 雑誌名

      シモーヌ

      巻: 8 ページ: 38-44

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 大奥(秘)物語 : 「女性向け」「男性向け」分割を超える女性像2023

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 55巻13号 ページ: 188-199

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 坐産介添人 : 妊娠映画作家・中島貞夫2023

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 55巻13号 ページ: 176-187

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 座談会 殉愛への追想2023

    • 著者名/発表者名
      熊切 和嘉, 谷 慶子, 朝倉 義人
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 55巻13号 ページ: 148-156

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 惨事の見落とし : 『風立ちぬ』の「不注意な主人公」について2023

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 51巻10号 ページ: 163-173

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 君たちはどう(足音をたてて)生きるか2023

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 51巻13号 ページ: 23-27

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 長いお別れ : ゴダールをめぐる私的な回想2023

    • 著者名/発表者名
      斉藤綾子
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 55巻2号 ページ: 329-333

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 逡巡――批評的思考と実践におけるためらいの擁護に向けて2022

    • 著者名/発表者名
      斉藤 綾子
    • 雑誌名

      映像学

      巻: 108 号: 0 ページ: 9-15

    • DOI

      10.18917/eizogaku.108.0_9

    • ISSN
      0286-0279, 2189-6542
    • 年月日
      2022-08-25
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 水平の美学 : セリーヌ・シアマによる親密性の技法2022

    • 著者名/発表者名
      菅野優香
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 54巻12号 ページ: 52-59

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 「作り物」の矜持 : 『お嬢さん』の「ゴシック」的世界2022

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 55巻4号 ページ: 196-203

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 炭鉱労働運動と幻灯 : 闘争から犠牲へ2022

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 50巻13号 ページ: 94-110

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 「忘れもの」とはなにか : 『となりのトトロ』と『火垂るの墓』、「子どもをおぶう子ども」のいた光景2022

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 50巻14号 ページ: 183-194

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] パンデミック期の「エンタテインメントの神話」 : BTS《Black Swan》から《Permission to Dance》への軌跡2022

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      中央評論

      巻: 74巻3号 ページ: 15-29

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 肉の空洞 : フェミニスト映画批評の性器的展開のために2022

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 54巻9号 ページ: 207-213

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 母娘と「うつす」こと : 高橋洋の映画世界における女性性の考察2022

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 54巻11号 ページ: 57-62

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 映画身体の進化 : 三宅唱における接触をめぐって2022

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 54巻14号 ページ: 195-206

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] イメージとしての妊娠 : ジョン・フォードにおける僻地分娩の主題2022

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      文學界

      巻: 76巻9号 ページ: 189-196

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 女性観客を探して2022

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      学士会会報

      巻: 953 ページ: 41-44

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] メロドラマ的身体と欲望の法則 : 『乳房よ永遠なれ』田中絹代監督(一九五五年、日活) 『乱れる』成瀬巳喜男監督(一九六四年、東宝)2022

    • 著者名/発表者名
      斉藤綾子
    • 雑誌名

      世界

      巻: 953 ページ: 254-259

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] テクストとしての映画衣裳――『憎いあンちくしょう』を事例に2021

    • 著者名/発表者名
      辰巳知広
    • 雑誌名

      映像学

      巻: 106 号: 0 ページ: 98-119

    • DOI

      10.18917/eizogaku.106.0_98

    • NAID

      130008078187

    • ISSN
      0286-0279, 2189-6542
    • 年月日
      2021-07-25
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] <論文>山本明コレクション資料にみる『どっこい生きてる』(1951)上映促進運動の実態2021

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      人文學報

      巻: 116 ページ: 37-51

    • DOI

      10.14989/262799

    • NAID

      120007035845

    • ISSN
      0449-0274
    • 年月日
      2021-03-31
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 最愛の夫 : ヴァルダの「ドゥミ映画」を読む2021

    • 著者名/発表者名
      菅野優香
    • 雑誌名

      シモーヌ = Les Simones

      巻: 4 ページ: 40-47

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 話者の遍在 : 『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』における移民/クィアのコミュニティ2021

    • 著者名/発表者名
      菅野優香
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 53, no. 15 ページ: 177-183

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 母の褒め殺し : 現代日本映画における"毒母"など2021

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      世界

      巻: 945 ページ: 242-247

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 恋敵のグラマー2021

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      悲劇喜劇

      巻: 808 ページ: 45-48

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 女が流離うとき : ヴァルダのシネエクリチュールと抵抗の意味2021

    • 著者名/発表者名
      斉藤綾子
    • 雑誌名

      シモーヌ = Les Simones

      巻: 4 ページ: 23-30

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] ホラー映画を作る/見る女性の視線と『ジェニファーズ・ボディ』(二〇〇九)2021

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      早稲田文学

      巻: 第10次26号 ページ: 241-255

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 「唖者のメロドラマ」としての『隠し砦の三悪人』2021

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      中央評論 = The Chuo Univ. Review

      巻: 314 ページ: 73-84

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 書評と紹介 金子龍司著『昭和戦時期の娯楽と検閲』2021

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 759 ページ: 85-88

    • NAID

      40022781277

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 戦後の日活と映画衣裳 : その独自性と時代表象について2020

    • 著者名/発表者名
      辰巳知広
    • 雑誌名

      人間・環境学

      巻: 29 ページ: 39-48

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 韓国映画史におけるメロドラマ的「法廷」の系譜 : 『検事と女教師』(一九四八)から『トガニ 幼き瞳の告発』(二〇一一)まで2020

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 758 ページ: 240-250

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] 時間の映画 : グザヴィエ・ドランのスローモーション2020

    • 著者名/発表者名
      菅野優香
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 756 ページ: 66-71

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] エラ・ショハット・ロバート・スタム著、早尾貴紀監訳、内田(蓼沼)理絵子・片岡恵美訳『支配と抵抗の映像文化 : 西洋中心主義と他者を考える』書評2020

    • 著者名/発表者名
      斉藤綾子
    • 雑誌名

      映像学

      巻: 104 ページ: 274-278

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] 私(たち)はなぜストリッパー映画に魅せられるのか2020

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 雑誌名

      シモーヌ = Les Simones

      巻: 2 ページ: 74-77

    • NAID

      40022468380

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] クィア・アブストラクション――セクシュアリティの表現と可視性について2023

    • 著者名/発表者名
      菅野優香
    • 学会等名
      日本映画学会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] メディアと身体のクィア化――ポール・B・プレシアドとクスリポルノ体制の可能性2023

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 学会等名
      日本映画学会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Extremely Public Private Eros: Documentary Filmmaking and Feminist Movements in 1970s Japan2023

    • 著者名/発表者名
      Chika Kibnoshita
    • 学会等名
      Society for Cinema and Media Studies
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] New Film History from Women’s Documentaries2023

    • 著者名/発表者名
      Mitsuyo Wada-Marciano
    • 学会等名
      Society for Cinema and Media Studies
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] Mizoguchi and Censorship: Negotiating Archives, Institutions, and Authorship2023

    • 著者名/発表者名
      Chika Kibnoshita
    • 学会等名
      Society of Fellows in the Humanities, University of Hong Kong
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] 女たちの声、子ど;もたちのまなざし;『ここに生きる』(望月優子監督)の映した失業、貧困、労働2022

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 学会等名
      日本映像学会第48会大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 森英恵による映画衣裳;女優・岡田茉莉子を中心に2022

    • 著者名/発表者名
      辰巳知広
    • 学会等名
      日本映像学会第48会大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 『女帝 春日局』アフタートーク2022

    • 著者名/発表者名
      谷慶子
    • 学会等名
      京都ヒストリカ映画祭
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] タマネギと潜水艦:幻灯、紙芝居、アニメーションにみる戦時統制経済生活2022

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 学会等名
      神戸映画資料館
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 木下惠介と母性2021

    • 著者名/発表者名
      木下千花
    • 学会等名
      木下惠介記念館
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 女性監督のパイオニア 田中絹代トークイベント2021

    • 著者名/発表者名
      斉藤綾子
    • 学会等名
      東京国際映画祭ライブ配信
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [図書] 『ドライブ・マイ・カー』論(分担執筆:斉藤綾子「『ドライブ・マイ・カー』を斜めから読む」2023

    • 著者名/発表者名
      佐藤 元状、冨塚 亮平
    • 総ページ数
      256
    • 出版者
      慶應義塾大学出版会
    • ISBN
      4766428811
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 『ピカドン』とその時代(分担執筆:鷲谷花「幻灯『ピカドン-広島原爆物語-』について」)2023

    • 著者名/発表者名
      原爆の図丸木美術館、小沢節子
    • 総ページ数
      43
    • 出版者
      琥珀書房
    • ISBN
      9784910993225
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 近代京都と文化 : 「伝統」の再構築(分担執筆:木下千花「戦後日本映画における島原」2023

    • 著者名/発表者名
      高木博志
    • 総ページ数
      688
    • 出版者
      思文閣出版
    • ISBN
      9784784220649
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 論点・ジェンダー史学(分担執筆:木下千花「日本映画の女性身体」)2023

    • 著者名/発表者名
      山口みどり, 弓削尚子, 後藤絵美, 長志珠絵, 石川照子
    • 総ページ数
      303
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
    • ISBN
      9784623093502
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] メロドラマの想像力(分担執筆:木下千花「解説」)2023

    • 著者名/発表者名
      河野真理江
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      青土社
    • ISBN
      9784791776122
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] クィア・シネマ 世界と時間に別の仕方で存在するために2023

    • 著者名/発表者名
      菅野優香
    • 総ページ数
      392
    • 出版者
      フィルムアート社
    • ISBN
      9784845921256
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 新派映画の系譜学:クロスメディアとしての<新派>(分担執筆:斉藤綾子「新派的なるもの ある考察」)2023

    • 著者名/発表者名
      上田学、小川佐和子
    • 総ページ数
      464
    • 出版者
      森話社
    • ISBN
      9784864051750
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 日活ロマンポルノ 性の美学と政治学(分担執筆:菅野優香「レズビアン・ストリッパーと劇場文化 桐かおるの映画」)2023

    • 著者名/発表者名
      志村三代子/ヨハン・ノルドストロム/鳩飼未緒
    • 総ページ数
      323
    • 出版者
      水声社
    • ISBN
      9784801006867
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 姫とホモソーシャル ;半信半疑のフェミニズム映画批評2022

    • 著者名/発表者名
      鷲谷花
    • 総ページ数
      272
    • 出版者
      青土社
    • ISBN
      9784791775118
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] マンガメディア文化論 : フレームを越えて生きる方法(分担執筆:鷲谷花[「幻灯画」にみる「漫画家の職域」としてのフィルム/スクリーン])2022

    • 著者名/発表者名
      鈴木雅雄、中田健太朗
    • 総ページ数
      480
    • 出版者
      水声社
    • ISBN
      9784801006195
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] ベスト・エッセイ2022 (分担執筆:谷慶子「クールでお茶目なかっこよさ」)2022

    • 著者名/発表者名
      日本文藝家協会
    • 総ページ数
      337
    • 出版者
      光村図書出版
    • ISBN
      9784813804147
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] フツーの生活プロジェクト: クィアでないクィア生活2022

    • 著者名/発表者名
      ミツヨ・ワダ・マルシアーノ、國永孟
    • 総ページ数
      114
    • 出版者
      さいはて社
    • ISBN
      4990956672
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 対抗文化史 : 冷戦期日本の表現と運動2021

    • 著者名/発表者名
      宇野田尚哉, 坪井秀人
    • 総ページ数
      370
    • 出版者
      大阪大学出版会
    • ISBN
      9784872597394
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] クィア・シネマ・スタディーズ2021

    • 著者名/発表者名
      菅野優香
    • 総ページ数
      196
    • 出版者
      晃洋書房
    • ISBN
      9784771035539
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] NO NUKES : 〈ポスト3・11〉映画の力・アートの力2021

    • 著者名/発表者名
      ミツヨ・ワダ・マルシアーノ
    • 総ページ数
      229
    • 出版者
      名古屋大学出版会
    • ISBN
      9784815810146
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 映画産業史の転換点 : 経営・継承・メディア戦略2020

    • 著者名/発表者名
      谷川建司
    • 総ページ数
      422
    • 出版者
      森話社
    • ISBN
      9784864051521
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [備考] 日本映画における女性パイオニア

    • URL

      https://wpjc.h.kyoto-u.ac.jp/

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書 2021 実績報告書 2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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