研究課題/領域番号 |
23K20103
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補助金の研究課題番号 |
20H01297 (2020-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2020-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
新谷 奈津子 関西大学, 外国語学部, 教授 (60815778)
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研究分担者 |
水本 篤 関西大学, 外国語学部, 教授 (80454768)
Allen ToddJames 関西大学, 外国語学部, 准教授 (40838471)
田中 洋也 北海学園大学, 人文学部, 教授 (70521946)
今尾 康裕 大阪大学, 大学院人文学研究科(言語文化学専攻), 准教授 (50609378)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | L2 pragmatics / Study abroad / 第二言語語用論 / 語用論能力の測定 / 語用論能力のための教材開発 / 語用論能力測定 / pragmatic competence / study abroad / pragmatic knowledge / SLA / implicit knowledge |
研究開始時の研究の概要 |
In this study, we will conduct a comprehensive analysis of the data obtained from the four tests designed to measure learners' implicit and explicit pragmatic knowledge, before and after their study abroad experience. The findings from this analysis will be presented at the American Association for Applied Linguistics (AAAL) conference in March 2025. We will disseminate the findings from previous studies within this research project at two conferences: TBLT Asia 2024 in Nagoya and ALAA-ALANZ 2024 in Australia.
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研究実績の概要 |
2023年度は、2022年度に収集したデータの分析を行い、それをもとに論文『The effect of digital explicit-deductive instruction on the development of explicit and implicit pragmatic abilities』を共著で執筆した。その論文を含む共著書『Measuring Second Language Pragmatic Competence: A Psycholinguistic Perspective』を2024年3月にMultilingual Mattersより出版した。 国際学会Amerigan Acossiation of Applied Linguistic 2024(2024年3月)にて、研究成果を発表した。発表題目は、『What effect does deductive instruction have on the development of explicit and implicit pragmatic processing?』。学会中は語用論研究のオタゴ大学(ニュージーランド)のMinh Nguyen氏と共同研究について協議した。 引き続きデータ収集をおこなっている留学の成果を測る長期研究について、3月に留学を終えた参加者のデータを収集し、分析の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画をしていたデータ収集・分析、論文執筆に加え、これまでの研究成果をまとめた海外協力者との共著書が出版され、引き続きデータ収集をおこなっている長期研究についてもデータ収集を終え、来年度に分析・出版を行う予定であり、当初の計画に沿っておおむね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
留学の成果を測る長期研究のデータ分析を行い、論文発表及び学会発表を行う。 2024年7月に開催されるTBLT Asia学会(名古屋)にて、研究データの一部の成果について発表を行う。発表題目『Measuring pragmatic competence using roleplays: A genre-based approach』。 2024年11月にオーストラリアで開催されるApplied Linguistic Conferenceで、これまでの研究成果をまとめたコロキアムを開催予定。コロキアムでの発表題目は『The mediating effect of language exposure and formal instruction on the development of metapragmatic knowledge』。 2025年2月に大阪でこれまでの研究発表報告のための研究セミナーを実施予定。
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