研究課題/領域番号 |
23K20134
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分05010:基礎法学関連
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐々木 健 京都大学, 法学研究科, 教授 (70437185)
|
研究分担者 |
川島 翔 九州大学, 法学研究院, 准教授 (30822796)
山中 聡 東京理科大学, 教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部, 准教授 (80711762)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 非訟 / 西洋史 / ローマ・カノン法 / 学識法(法曹) / フランス革命 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、欧州前近代における非訟を改めて分析する。 司法ではなく行政に該当するとされる非訟事件について、非訟手続利用者としての民衆という観点から、具体的な姿を解明する。その手続きを下支えした社会構造に注目し、日本法における非訟概念の母法とされるドイツ法の歴史と、その母体とされるローマ法とカノン法を素材とする。と同時に、両者と共通する淵源を有しながら異なる要素を多分に含むフランス近代の非訟事件としての離婚とその抑制策にも目を配る。 歴史上の社会を説明する鍵概念として民衆史・社会史の中で非訟を捉えつつ、他方で現代日本法においても家裁の管轄に多く非訟が含まれる点を当事者の視点から見つめ直す。
|