研究課題/領域番号 |
23K20147
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
植田 健一 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (40750807)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | グローバル・インバランス / ルーカス・パラドックス / 貿易問題 / 経済成長 |
研究開始時の研究の概要 |
15年前の世界金融危機の際から、欧米の学者や政策担当者の一部に、経常収支や対外資産が大きく偏在していること(グローバル・インバランス)が、危機の原因の一つとの主張があった。危機後に、各国政策当局は、自国経済を守るという題目で、陰に陽に貿易や国際金融取引への新たな障壁を築いてきた。そもそも1930年代の教訓から、戦争を避けるためにも、戦後引下げてきた国際経済の障壁は、今や地政学的リスクをも口実に正当化されてきているようだ。ここで、基本に戻り、国際金融制度の不完備性や不完全性、国内金融制度の違い、工業化、産業集積度、またそれらの連関がどのようにグローバル・インバランスをもたらすかを明らかにしたい。
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