研究課題/領域番号 |
23K20181
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補助金の研究課題番号 |
20H01668 (2020-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2020-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
鶴巻 正子 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (40272091)
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研究分担者 |
高浜 浩二 作新学院大学, 人間文化学部, 教授 (40616299)
丹治 敬之 筑波大学, 人間系, 准教授 (90727009)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 書字行動 / 書字支援 / 書字 / 英単語の書字 / 見る力 / 発達障害 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は,発達障害の子どもの「見る力」に着目して子どもの英単語やアルファベットの学習プロセスを明らかにしながら,発達障害の子どもに適したスペリングの学習方法を提案できるか検討することである。「眼球運動」「形態知覚・空間知覚」「目と手の協応」など「見る力」の観点に基づく指導法を開発しようと試みるものである。なお,本研究における「スペリング学習」とは,アルファベットや英単語,ローマ字の学習の範囲である。
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研究実績の概要 |
本研究は描線や書字の困難さを「眼球運動」「形態知覚・空間知覚」「目と手の協応」など「見る力」との関係から横断的にとらえ,発達障害に共通する因子として「見る力」に着目することで,LD傾向や不注意傾向の子どもに応じた書字支援のあり方を実証的に検討することを目的としている。眼球運動の視線追跡の観点から「見る力」に着目した実証的な研究計画を作成し,健常成人を対象とした予備的な調査を行った。また,発達障害やその疑いのある幼児や児童を対象とした文字やアルファベット,漢字の書字支援の開発に焦点をおいた実践的研究を継続して行い,一部の結果については論文作成やオンラインによる学会報告を行った。発達障害が疑われる幼児の小集団指導においては,読みや描線の基礎となる実践を行い,その結果分析を行っている。しかし,後述するすように新型コロナ感染症の拡大と継続にともない研究遂行に遅れが生じた。新型コロナ感染症の5類移行により,学生や大学院生の補助も得られるようになったので,今後は,幼児や児童生徒を対象としたスペリングに関する「見る力」の質問紙調査,描線・書字課題を用いた横断的調査,子供を対象とした実践的研究を遂行していく予定である。また,構成見本合わせ課題を用いたアルファベットのスペリング指導に対応した自作アプリをさらに発展させ,「見る力」が弱い傾向がある子供の特性を反映させた個別指導と学級集団内指導での活用を探る予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究は参加者を対象に個別支援など実践的研究を行うことを中心的な活動としているが,新型コロナ感染症の拡大により参加者を対象とする実践的な研究を行うことができず研究の遂行に遅れが生じた。
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今後の研究の推進方策 |
調査研究や視線追跡の実験に関する準備の推進と実践的研究の再開にともない今後は計画に沿って進めていく予定である。
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