| 研究分担者 |
野村 純 千葉大学, 教育学部, 教授 (30252886)
辻 耕治 千葉大学, 教育学部, 教授 (50359840)
下永田 修二 千葉大学, 教育学部, 教授 (40279295)
山下 修一 千葉大学, 教育学部, 教授 (10272296)
飯塚 正明 千葉大学, 教育学部, 教授 (40396669)
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| 配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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| 研究実績の概要 |
昨年の大学院生招聘の際に, 彼らが日本の中学理科・高校物理の教科書に寄せる関心が極めて高かったため, 令和6年度は招聘時の装置作成・活用講座の中で, 自国と日本の教科書を比較する検討会を行った。特に熱心な台湾から3名(すべて台湾師範大学), タイ3大学から各1名, インドネシア・フィリピン・ベトナム・カンボジア・ラオスから各1名の計11名(うち中・高教員3名, 大学講師2名を含む)の教員養成系等大学院生を招聘した。その際の討論から, 各国で日本型理科教育を展開するうえでの課題として, 各国での探究学習の特徴に沿う手法の開発が必要であることなどを確認することができた。 一方, 静電気符号チェッカーや簡易な発振器を含む実験教材を, 日本の高校教員に対して作成方法も含めて紹介する機会をもった。千葉県高等学校教育研究会理科部会物理分科会(8月22日)で実践を通して説明し, その内容は千葉県在勤の高校物理の教員へ, 物理研究協議会(11月27日)で紹介された。参加した高校教員からは, これらの装置の作成の容易さだけでなく、それを通した静電気の探究活動が必ずしも理論通りにならない(そのために生徒に更に考えさせる)という点が今日的な重要性を持つと高く評価された。日本からの渡航としては研究者・大学院生がタイ・カンボジア・台湾に渡航し, 現地の教育事情の調査および物理ワークショップ(王立プノンペン大学で約30人×3回, その近隣の高校にて約40人×1回に対して)を実施した。これらの海外実践および新たに開発した教材としての物理実験におけるマイコン活用は国内外で発表を行った。 研究期間全体を通じて,6カ国39名の教員・大学院生の招聘, 300余名への渡航先での実践を通した簡易な教材の作成法・活用法の紹介, そして, 教科書比較の検討をもとに, 更なる実践を展開するための道筋を見出した。
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