| 研究課題/領域番号 |
23K20195
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| 補助金の研究課題番号 |
20H01764 (2020-2023)
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2020-2023) |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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| 研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
福田 由紀 法政大学, 文学部, 教授 (90241190)
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| 研究分担者 |
石黒 圭 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 教授 (40313449)
井関 龍太 大正大学, 人間学部, 准教授 (60436269)
長田 友紀 筑波大学, 人間系, 准教授 (70360956)
望月 正哉 日本大学, 文理学部, 教授 (80760404)
常深 浩平 淑徳大学, 人文学部, 准教授 (90645409)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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| キーワード | 物語 / データベース / 心理変数 / 文章変数 / 国語教育 / 日本語教育 / 心理・文章変数 |
| 研究開始時の研究の概要 |
物語を読むことは、身近な娯楽であり、語彙や知識を自然に学べ、登場人物に共感をおぼえ人生の教訓を得るなど、広い意味での学習・教育に資する豊かな文化的活動です。実際に、国語教育や日本語教育の現場では、物語は教材として利用されています。しかし、個々の物語が心理学的、言語学的、教育学的観点からどのような特性を持つのか、それらの特性による効果は明らかではありません。本研究では、これらの疑問に応えるべく(1) 108作品からなる短編物語データベースを構築し、公開します。そして、(2) 作成されたデータベースを活用し、学習者と教授者の視点から国語教育と日本語教育における物語教材の適切さを検討します。
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| 研究成果の概要 |
心理学や言語学、国語教育学、日本語教育学の研究で利用できるように、108作品からなる短編物語データベースを構築した。物語の文章の特徴を表す変数として、各品詞の比率、読みやすさ、感情価など、一方、物語を読んだ後の読み手の変数として読後感や物語多面的特性指標、認知的ジャンルなどが含まれている。 また,小・中・高等学校の国語教師に対して、日本語教育の観点を考慮した質問を用いて、物語教材に関する意識調査を行った結果、いずれの学校種においても、教材の読みやすさ及び教材史上の位置づけが重視されていることと、短編物語データベースにも含まれている定番教材がおおむね肯定的に評価されていることが示された。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義は次の3点である。1)心理学や言語学、国語教育学、日本語教育学のみならず、人工知能や情報科学といった複数の分野で利用できる短編物語データベースを構築したことである。これらの物語を利用して、各分野での研究が深化し拡大して、物語を読むことの意味やその効果を社会に情報を発信できるであろう。2)このデータベースで用いられた文章変数や心理変数のデータを取得することにより、新たな作品を増やすことが容易にでき、持続可能で、より大規模なデータベースの作成が期待できる。3)国語教育や日本語教育の現場において、物語を教材とすることの意義が明確になったことで今後の教育の指針となるであろう。
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