研究課題/領域番号 |
23K20303
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45030:多様性生物学および分類学関連
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高山 浩司 京都大学, 理学研究科, 准教授 (60647478)
|
研究分担者 |
田村 実 京都大学, 理学研究科, 教授 (20227292)
布施 静香 京都大学, 理学研究科, 准教授 (30344386)
梶田 忠 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (80301117)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
|
キーワード | 海流散布 |
研究開始時の研究の概要 |
汎熱帯海流散布植物の分布の北限域である日本列島の温帯海岸域や小笠原諸島では、汎熱帯海流散布植物を母種として分化したと推測される地域固有種が複数種知られている。これらの地域固有種は、分布周縁部における地域的な選択圧や集団隔離が、種子散布によって維持される集団間の遺伝子流動の効果を上回ったために、平行的に種分化してきたと考えられる。本研究では、温帯域への適応や島嶼環境での地理的隔離が汎熱帯海流散布植物の分布周縁部での種分化をもたらしたという仮説を、複数の種群を対象にした集団ゲノミクス解析等により検証し、海流散布植物を中心とした海洋分散型生物の多様性維持創機構の理解に貢献する。
|