研究課題/領域番号 |
23K20348
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補助金の研究課題番号 |
20H03993 (2020-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2020-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 山形県立保健医療大学 (2024) 東北大学 (2020-2023) |
研究代表者 |
中村 康香 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (10332941)
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研究分担者 |
武石 陽子 東北大学, 医学系研究科, 助教 (00586505)
吉沢 豊予子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (80281252)
吉田 美香子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (40382957)
川尻 舞衣子 東北大学, 医学系研究科, 助教 (70815852)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2021年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | コペアレンティング / 夫婦協同育児 / 育児 / 夫婦 / 社会実装型 / 親役割適応 / 発達 / コホート研究 / 夫婦共同育児 / 成長発達 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、Coparenting(コペアレンティング;夫婦協同育児)を促進するための教育プログラムを妊娠期あるいは産褥期まで提供することで、その後の子どもの良好な成長発達が促されるという効果を、日本人夫婦を対象として検証することで、エビデンスの構築につなげるとともに、誰もが同質のプログラムを提供する仕組みを構築することである。
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研究実績の概要 |
[研究1]社会実装型コペアレンティング促進プログラム(妊娠期)の育児への影響に関するコホート研究については、追跡調査の時間等を考慮し、2023年3月で対象者の募集を終了。ただし、現場のニーズが高いため、プログラム自体は継続して実施中。妊娠期の親の心理社会的準備状態が出産後3か月の子どもの発達にどのような関連があるのかについて、妊娠期と児出生後3か月に継続してデータが得られた初めて第1子を迎える男性95名、女性105名を対象として、児の発達の調査項目を従属変数、妊娠末期の調査項目とプログラム受講回数、児の栄養方法を独立変数として男女それぞれについて重回帰分析を行った。その結果、男性は平均34.2 歳、女性は平均32.3歳であり、男性では77名(81.1%)、女性では84名(80.0%) が4 回全てのプログラムを受講していた。重回帰分析の結果、児のなだめやすさには家事・育児分担納得度(男性;β=-.142, p=.049)、夜間覚醒回数には抑うつ尺度(女性;β=.160,p=.063)、夜間睡眠時間には抑うつ尺度と肯定的感情(女性;β= -.196,p=.30;β=-.232,p=.050)、が関連しており、夜寝つくまでの時間では特に関連は認められなかった。引き続きデータの固定を行い分析を継続していく。 [研究2] Family Foundation Programの産褥期日本語版の開発と適用可能性調査については、産褥期のプログラムのe-leaningを、研究1のプログラム受講者に対して公開している。 [研究3] 社会実装型コペアレンティング促進プログラム(妊娠期-産褥期)実施における研修プログラムの有用性の検証は、希望者はいなかったので実施せず。 [研究4] 社会実装型コペアレンティング促進プログラム(妊娠期~産褥期)の育児への影響に関する前向き観察研究は未着手
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の影響により対面による研究協力自治体の募集、現地での説明などが大きく制限されたことがあげられる。その後オンラインでできるよう教材を作成しなおしたのち、研究対象者募集を開始した。そのため中間解析も遅延している。
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今後の研究の推進方策 |
研究対象者の募集は2023年3月までとし、データの追跡が終了した時期より、データの固定を行い分析を開始する。
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