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西洋中世スコラ学における「倫理学を内在化する政治学」への批判的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K20417
補助金の研究課題番号 21H00469 (2021-2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2021-2023)
応募区分一般
審査区分 小区分01010:哲学および倫理学関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

辻内 宣博  早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (50645893)

研究分担者 御子柴 善之  早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20339625)
山口 雅広  龍谷大学, 文学部, 准教授 (20646377)
鈴木 道也  東洋大学, 文学部, 教授 (50292636)
吉沢 一也  大阪体育大学, 体育学部, 准教授 (60711710)
三重野 清顕  東洋大学, 文学部, 教授 (70714533)
藤本 温  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80332097)
川添 信介  福知山公立大学, 未登録, 学長 (90177692)
西村 洋平  兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (90723916)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
キーワード倫理学と政治学 / 道徳と法 / 個人と国家 / 徳と共通善 / 共同体主義 / 徳倫理学 / 倫理学的政治学
研究開始時の研究の概要

本研究では,「倫理学を内在化する政治学」というアリストテレス主義的な理論を,西洋中世スコラ学における哲学理論の観点から明晰化することを試みる。そのために,トマス・アクィナスをはじめとする中世スコラ学者の精密な検討を行いつつ,非アリストテレス主義的なソクラテス,プラトン,新プラトン主義の思想の観点から,および,倫理学と政治学とが分離独立した近代的思想(カントやヘーゲル)の観点から,「倫理学を内在化する政治学」という理論を批判的に検討し,理論自体の耐用性も明らかにする。

研究実績の概要

古代においては,プラトンの初期対話篇『プロタゴラス』における人間とポリスの創成神話に着目し,アイドース(恥/羞恥心など:他人からどう見えるかが自身の行為に影響を与えるもの)とディケー(正しさ/正義)をめぐる分析を通じて,個人の道徳心と社会の正義に関わる論点を提示した。また,アルキノオスの『プラトン哲学講義』における政治学と倫理学の位置づけを確認して,哲学と政治学や倫理学(実践)とを峻別するが,政治学については理論や観想の副産物として,政治と倫理を切り離そうとする傾向が見られることを指摘した。
中世においては,「万民法」(ius gentium)をめぐるウルピアヌスの『学説彙纂』とイシドールスの『語源論』との比較を通じて,論じられ方の違いを整理した。次に,トマス/アクィナスにおいて,倫理学の明確な位置づけとは対比的に,政治学ないしは国家について主題的に語られない理由の追求が行なわれた。また,人間と動物との関係という観点から,「支配」(dominium)の在り方がどのように分析できるかが提示された。さらに,トマス・アクィナスとジャン・ビュリダンにおいて,両者に共通して使われる「政治的な思慮」と「立法的な思慮」が,それぞれどのように位置づけられているかを対比的に整理した。そして,キリスト教圏とイスラーム教圏における「君主鑑」の比較分析を通じて,統治者倫理が宗教的なものから世俗的なものへと変遷するプロセスの新たな可能性(モンゴル・インパクトの可能性)が提示された。
近代においては,カントの『永遠平和のために』における「常備軍は〈時とともに〉全廃されるべきである」の理解をめぐって,ヘルツベルクとの比較を行ない,その含意を明晰化した。また,ヘーゲルの『哲学史講義』における古代哲学への解釈の分析を行ない,ヘーゲルがソクラテスに近代的原理の体現を見ている姿を指摘した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年度も,「倫理学を内在化する政治学」というテーマについて,古代・中世・近代の各領域の担当者が,それぞれの観点から,2022年度での成果を基にして。その発展的な展開を行なう研究を遂行することができた。また,その発展的な展開により,それぞれの分野における倫理学と政治学との関係性に関する新たな視点や方向性が提示された。さらに,研究実績の概要および研究発表において記載したとおり,各自の視点から具体的な成果が提示されたため,目下のところおおむね順調に進んでいると評価することができる。
なお,3月のワークショップにおいては,前半部では,研究代表者として辻内宣博がオーベルニュのペトルスにおける政治的幸福と哲学的幸福に関する精査を行ない,実践的生における政治的幸福よりも,概して,観想的生における哲学的幸福の方がよりよいとするペトルスの論拠の枠組みを整理した。また,後半部においては,早稲田大学の齋藤純一教授にご登壇をいただき,ジョン・ロールズの「正義論」に関する正確な理解を提供していただいた。とりわけ,「正義の諸構想」「反照的均衡」「重なり合うコンセンサス」といったロールズの重要な基礎的概念を丁寧に精査しながら,ロールズが構想した正義の在り方に関する知見を刷新すると共に,マイケル・サンデルがロールズを曲解した点についても,大変貴重な示唆をえることができた。

今後の研究の推進方策

今後の研究の推進方策としては,昨年度と同様に,定期的にWeb会議システムを利用しながら,メンバー相互の研究の進捗状況を把握しつつ,問題点や知見の共有を行っていく。そして,8月か9月には,研究会を開催して,ある程度まとまった形の研究成果のプレゼンテーションを行い,相互に批判検討していく。
また,年度末の3月には,外部の専門家に招待講演を依頼して,メンバーでは不足しがちな領域の補完を行っていく。今年度は,古代、中世、近現代において,比較的若い研究者に依頼して,少し細かな論点に絞った先鋭的な研究成果を披露していただき,「倫理学を内在化する政治学」というテーマトピックについての理解の幅を拡げ,かつ,深化させていくことを試みたい。

報告書

(3件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 研究成果

    (68件)

すべて 2024 2023 2022 2021

すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (44件) (うち招待講演 2件) 図書 (7件)

  • [雑誌論文] トマス・アクィナスの貪食論――西欧中世における食の倫理の一側面――2024

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 雑誌名

      世界仏教文化研究論叢

      巻: 62 ページ: 147-177

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 政治的な思慮の分析から見る被支配者の位置づけ――トマス・アクィナスとジャン・ビュリダン――2024

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 雑誌名

      早稲田大学大学院文学研究科紀要

      巻: 69 ページ: 25-38

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] カントと常備軍論争2024

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 雑誌名

      フィロソフィア

      巻: 111 ページ: 29-50

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] トマス・アクィナスによるカテゴリーの導出2024

    • 著者名/発表者名
      三重野 清顕
    • 雑誌名

      白山哲学

      巻: 58 ページ: 121-166

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 意志の感情という視点――オッカムのウィリアムにおける感情の理論2023

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 雑誌名

      西洋中世研究

      巻: 15 ページ: 33-45

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] トマス・アクィナスにおける絶望と罪の理論2023

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 雑誌名

      新キェルケゴール研究

      巻: 21 ページ: 45-61

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 『歴史の鑑』のなかのアレクサンドロス大王2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木 道也
    • 雑誌名

      東洋大学大学院紀要 = Studies in East Asian Buddhism

      巻: 59 ページ: 189-208

    • DOI

      10.34428/00014342

    • URL

      http://id.nii.ac.jp/1060/00014342/

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 趣旨説明――13世紀ユーラシアにおけるキリスト教世界とモンゴル帝国2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木 道也
    • 雑誌名

      西洋史研究

      巻: 52 ページ: 128-131

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] フランス中世史における歴史史料のデジタル化――歴史家は史料のデジタル化とどう向き合うべきか : Domesday Text Projectを中心に2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木 道也
    • 雑誌名

      西洋史研究

      巻: 52 ページ: 95-100

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 性向あるいは徳としてのカリタスにかんする若干の考察(下)――トマス・アクィナス『命題集注解』の場合――2023

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 雑誌名

      龍谷哲学論集

      巻: 37 ページ: 29-38

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 音楽演奏とその倫理――過去の音楽への取り組みの意義をめぐって2023

    • 著者名/発表者名
      三重野 清顕
    • 雑誌名

      白山哲学

      巻: 57 ページ: 83-104

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 〈それがすべてではない〉と語り続ける能力――純粋実践理性の一解釈――2022

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 雑誌名

      哲学論集

      巻: 51 ページ: 73-85

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 性向あるいは徳としてのカリタスにかんする若干の考察(上)――トマス・アクィナス『命題集注解』の場合――2022

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 雑誌名

      龍谷哲学論集

      巻: 36 ページ: 1-15

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 中世スコラ哲学における貨幣論の展開――トマス・アクィナスとジャン・ビュリダン2021

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 雑誌名

      西洋中世研究

      巻: 13 ページ: 64-78

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 神は存在もしなければ創造もしない――神・存在・創造をめぐる新プラトン主義の論理2021

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 雑誌名

      新プラトン主義研究

      巻: 20 ページ: 5-15

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] リベラル・アーツとメカニカル・アーツ2021

    • 著者名/発表者名
      藤本 温
    • 雑誌名

      技術倫理研究

      巻: 18 ページ: 27-44

    • NAID

      40022749024

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 義務と責任との相関関係――カントの「拘束力」概念を手がかりとして――2021

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 雑誌名

      哲学世界

      巻: 44 ページ: 1-12

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] プロティノス第44論考「存在の諸類について III」第24-25章2024

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      第3回プロティノス・セミナー
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      2023 実績報告書
  • [学会発表] 『プロタゴラス』のミュートスにおける人間の起源とその本性をめぐって2023

    • 著者名/発表者名
      吉沢 一也
    • 学会等名
      第3回倫理学的政治学科研研究会
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      2023 実績報告書
  • [学会発表] 自然は観想し生み出す――プロティノス魂論における自然の概念2023

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      カルチュラル・グリーン研究会
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      2023 実績報告書
  • [学会発表] 徳の相互随伴――プロティノス第19論考第7章の解釈2023

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      新プラトン主義協会大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 自然法から万民法へ2023

    • 著者名/発表者名
      藤本 温
    • 学会等名
      第3回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 西洋中世における人間と動物の関係――トマス・アクィナスの思想の一面――2023

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 学会等名
      西洋中世学会第15回大会
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      2023 実績報告書
  • [学会発表] トマス・アクィナスの神学大系における人間による動物の支配2023

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 学会等名
      第3回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] トマス・アクィナスの貪食論――西欧中世における食の倫理の一側面――2023

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 学会等名
      京大中世哲学研究会第275回研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 政治的な思慮と立法的な思慮との区別をめぐって――トマス・アクィナスとジャン・ビュリダン2023

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 学会等名
      第3回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] オーベルニュのペトルスにおける政治的な幸福と哲学的な幸福2023

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 学会等名
      第3回倫理学的政治学科研ワークショップ
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] ヴァンサン=ド=ボーヴェ『君主の道徳教育について』の統治論――「君主鑑」展開史におけるその位置づけ――2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木 道也
    • 学会等名
      第3回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] Eine Uberprufung des dritten Praliminarartikels in Kants Friedensschrift2023

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 学会等名
      Deutsch-japanischer Dialog in der praktischen Philosophie
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] プラトン『プロタゴラス』における「大演説」再考2023

    • 著者名/発表者名
      吉沢 一也
    • 学会等名
      古代哲学フォーラム(イリソス会)第52回例会
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      2022 実績報告書
  • [学会発表] 新プラトン主義にとって家族とは?――古代のオイコノミア(家政)論の伝統――2023

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研ワークショップ
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 古代末期の倫理と政治2022

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 西洋中世のius gentium とius civile2022

    • 著者名/発表者名
      藤本 温
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] トマス・アクィナスの神学体系における動物の地位と人間によるその取り扱い2022

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] アクィナスにおける政治的支配と徳2022

    • 著者名/発表者名
      川添 信介
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 絶望は罪であるか――トマス・アクィナスにおける罪の理論2022

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 学会等名
      第22回キェルケゴール協会学術大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] ビュリダンにおける倫理学と政治学との関係 ―― 思慮の観点から2022

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] ヴァンサン=ド=ボーヴェ『君主の道徳教育について』の統治論2022

    • 著者名/発表者名
      鈴木 道也
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] ヘーゲル『法哲学』はどの程度「倫理学を内在化する政治学」たりうるか――哲学史講義におけるプラトン『国家』への評価をめぐって――2022

    • 著者名/発表者名
      三重野 清顕
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 現代正義論における 権利と義務2022

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 学会等名
      第2回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 『純粋善について』の「統括」(tadbir)と古代末期の摂理論2022

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      ギリシア・アラビア・ラテン哲学会第6回研究大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 第30論考「自然・観想・一者について」(III, 8) 第8章2022

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      第1回プロティノス・セミナー
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 性向あるいは徳としてのカリタス――トマス・アクィナス『命題集注解』による――2022

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研ワークショップ
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ニコラウス・クザーヌスにおける倫理的政治学――De ConcordantiaCatholicaを中心にして2022

    • 著者名/発表者名
      八巻 和彦
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研ワークショップ
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] アクィナスにおける政治的支配と徳2021

    • 著者名/発表者名
      川添 信介
    • 学会等名
      第268回京大中世哲学研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] アクィナスの『倫理学註解』・『政治学註解』序文を読む2021

    • 著者名/発表者名
      川添 信介
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ヴァンサン=ド=ボーヴェ『君主の道徳教育について』の統治論2021

    • 著者名/発表者名
      鈴木 道也
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ジャン・ビュリダンにおける倫理学と政治学との関係2021

    • 著者名/発表者名
      辻内 宣博
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 哲学入門と翻訳――ボエティウスの『エイサゴーゲー』と『カテゴリー論』訳註をめぐって2021

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      第70回中世哲学会大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 古代末期新プラトン主義の倫理と政治2021

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 哲学・倫理学の立場から考える家族の本質と価値2021

    • 著者名/発表者名
      西村 洋平
    • 学会等名
      ワークショップ:家族について考える
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 「政治的」「正しさ」「法」―西洋中世の神学者と法学者による―2021

    • 著者名/発表者名
      藤本 温
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ヘーゲル法哲学はどの程度『倫理学を内在化する政治学』たりうるか2021

    • 著者名/発表者名
      三重野 清顕
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研ワークショップ
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 過去の音楽に取り組むということ2021

    • 著者名/発表者名
      三重野 清顕
    • 学会等名
      日本倫理学会第72回大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ヘーゲル『法哲学(法権利の哲学)要綱』における「倫理学を内在化させた政治学」の問題に向けて2021

    • 著者名/発表者名
      三重野 清顕
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 哲学史研究はどのようなものであるべきか――ヘー ゲルの哲学史論から学ぶもの2021

    • 著者名/発表者名
      三重野 清顕
    • 学会等名
      日本ヘーゲル学会第32回大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 〈それがすべてではない〉と語り続ける能力―純粋実践理性における目的の開放と収斂2021

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 学会等名
      上智大学哲学会第95回大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] カント実践哲学における「政治」と「道徳」2021

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] トマス・アクィナスの神学的体系における政治学と倫理学の関係2021

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] トマス・アクィナスによる狭義の正義論2021

    • 著者名/発表者名
      山口 雅広
    • 学会等名
      第267回京大中世哲学研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] プラトン『国家』における倫理と政治2021

    • 著者名/発表者名
      吉沢 一也
    • 学会等名
      第1回倫理学的政治学科研研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] カント 実践理性批判2024

    • 著者名/発表者名
      御子柴 善之
    • 総ページ数
      408
    • 出版者
      角川撰書
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] ヘーゲル全集第2巻 初期論稿Ⅱ2022

    • 著者名/発表者名
      山口誠一、三重野 清顕
    • 総ページ数
      720
    • 出版者
      知泉書館
    • ISBN
      9784862853745
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 道徳形而上学の基礎づけ2022

    • 著者名/発表者名
      イマヌエル・カント、御子柴 善之
    • 総ページ数
      250
    • 出版者
      人文書院
    • ISBN
      9784409031186
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 歴史的世界へのアプローチ(担当:「カペー朝期フランス王国の国王審問」42-61頁)2022

    • 著者名/発表者名
      春田 直紀、新井 由紀夫、D.Roffe(編著)鈴木 道也(共著)他23名
    • 総ページ数
      580
    • 出版者
      刀水書房
    • ISBN
      9784887084612
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 哲学の25年2021

    • 著者名/発表者名
      エッカート・フェルスター、三重野 清顕、佐々木 雄大、池松 辰男、岡崎 秀二郎、岩田 健佑
    • 総ページ数
      654
    • 出版者
      法政大学出版局
    • ISBN
      9784588011313
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「原罪論」の形成と展開(担当:「トマス・アクィナスの原罪論――彼のキリスト教的人間観の一面――」213-244頁)2021

    • 著者名/発表者名
      上智大学中世思想研究所(編)山口 雅広(共著)他9名
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      知泉書館
    • ISBN
      9784862853431
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 「原罪論」の形成と展開(担当:「オッカムにおける道徳の理論――原罪論を起点として」245-269頁)2021

    • 著者名/発表者名
      上智大学中世思想研究所(編)辻内 宣博(共著)他9名
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      知泉書館
    • ISBN
      9784862853431
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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