研究課題/領域番号 |
23K20461
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補助金の研究課題番号 |
21H00524 (2021-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2021-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
矢野 雅貴 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (80794031)
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研究分担者 |
小野 創 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (90510561)
峰見 一輝 立命館大学, スポーツ健康科学部, 講師 (90906968)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 心理言語学 / 脳波 / 視線計測 / 言語認知神経科学 / 眼球運動 / 周辺視野 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題では、脳波・視線同時計測実験を通して周辺視野における言語処理メカニズムを多角的に 検討し、言語処理のアーキテクチャを明らかにする。
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研究実績の概要 |
心理言語学では、文が左から右へと系列的に処理されるという前提のもと、文中のそれぞれの語において統語情報や意味情報がどのような順序で処理されているのかについて多くの研究が行われてきたが、そもそもそのような前提は妥当ではない可能性がある。なぜなら、読解時の視線を計測した実験では、注視されている語に加えて、それに後続する語もある程度並列的に処理されていることを示唆する結果が報告されているからである。ところが、 現時点で具体的にどのような情報が並列的に処理され得るのかは明らかになっていない。本研究課題では、脳波・視線同時計測実験を通して周辺視野における言語処理メカニズムを多角的に検討し、言語処理のアーキテクチャを明らかにする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実験室で発生した漏水事故の影響で前年度に引き続き脳波計とシールドルームが使えなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
年度末にシールドルームの性能検査、新しい脳波計の購入をすることができたため、計画していた実験を今後実施していく。
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