研究課題/領域番号 |
23K20485
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
諫早 庸一 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 特任准教授 (90831397)
|
研究分担者 |
大貫 俊夫 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (30708095)
四日市 康博 立教大学, 文学部, 准教授 (40404082)
中塚 武 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (60242880)
宇野 伸浩 広島修道大学, 国際コミュニティ学部, 教授 (60310851)
西村 陽子 東洋大学, 文学部, 教授 (70455195)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 14世紀の危機 / モンゴル帝国 / 環境史 / 黒死病 / ユーラシア史 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、「14世紀の危機」に焦点を当てるものである。「14世紀の危機」とは、「中世温暖期」から「小氷期」への移行期にあたる14世紀に起きたユーラシア規模での、1)気候変動、2)社会動乱、3)疫病流行、これら3つの複合要素から成り、ユーラシア史を不可逆的に転換させた「危機」を意味する。本研究では、気候の変動は人間社会にとって特に対応の難しい20年から70年ほどの周期で「危機」を最大化するという仮説に基づいて議論を進める。100年単位の生態系の長期遷移と、社会や気候の短期のリズムとのあいだにある中間時間を、気候データと文献データとの組み合わせによって危機のサイクルとして析出する。
|