研究課題/領域番号 |
23K20743
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補助金の研究課題番号 |
21H00918 (2021-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2021-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
淺原 雅浩 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (70304201)
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研究分担者 |
栗原 一嘉 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (20270704)
三浦 麻 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (70585257)
西沢 徹 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (80414382)
網本 貴一 西南学院大学, 人間科学部, 教授 (60294873)
三好 雅也 福岡大学, 理学部, 教授 (50557353)
平中 宏典 福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (10613531)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2024年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2023年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 高等学校理科 / 中学校理科 / 小学校理科 / 教員養成 / 次世代人材育成 / 理系人材 / 理科教員 / 人材育成 / 探究的な学習 / 進路選択 / 人材発掘 / 高校生 |
研究開始時の研究の概要 |
「理系人材育成」から「理系人材育成の基盤を担う次世代人材(理科教員の卵)育成」へ 本研究では、これまで国主導で行われてきた理系人材育成支援事業、例えば、スーパーサイエンスハイスクール事業、理数系教員養成拠点構築事業、ジュニアドクター育成塾事業等の講師や事業担当者としての知見を、先端科学技術系人材育成から、小学校、中学校および高等学校の理科を専門とする教員として、次世代先端科学技術系人材育成の担い手を目指す小学生、中学生及び高校生を育てるためのプロクラム開発に生かし、全国展開可能なモデルプランの提案と普及を推進する。
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研究実績の概要 |
・基礎研究 ②:中学生および小学生対象プログラムの開発 本研究の挑戦的なテーマとして、環境分野における小学生を対象とした実践プログラムの考案に取りくみ、「香り」の教材化及び大学生を対象とした事例研究を進めた。また、地学分野では、九州地区をフィールドとして、親子体験型、小中学生混成の「マグマをつくる実験」等による実証研究を進めた。「学んだ内容を家族や友人に教えたいか」というアンケートの設問に対し、大部分の児童・生徒が肯定的な回答をしており、身近な自然を題材とした教育活動に一定の効果がある可能性が示唆された。更に、福島県をフィールドとして、理科教員を目指す小学5年生~中学2年生を対象に,年間を通じた次世代教員養成プログラムの理論的な枠組みと実施体制の構築を進めた。特に,ロールモデルとなりうる理科教員を志望する大学生の参画方法について検討を進めた。 ・展開研究 ②:小中高校生対象開発プログラムの改善・実証・広報 福井県をフィールドとして、中高校サイエンス部での科学実験教室を継続し、ブレッドボードを用いた合成抵抗の学習について測定精度向上させた他、合成コンデンサーの学習プログラムも新たに開発した。また、広島県をフィールドとして、高校化学分野の教材と学習プログラムの開発から授業実践,ならびに理科教員志望者発掘のための啓蒙プログラムの開催を同時並行で進めた。特に、理科教員を志望する高校生への啓蒙活動として,オープンキャンパスにおいて探究的な授業設計を高校生が体験する模擬授業を継続的に行ってきた成果の検討から、教育学部への進路を決定する上での有効な手立ての一つとなっていることが示唆された。 ・研究成果の広報および社会還元 2023年度も、本研究広報用ホームページを維持・更新し、日本理科教育学会全国大会で課題研究発表を行う等を通じて、研究成果の広報および社会還元を推進した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
小学校、中学校、高等学校、並びに、物理、化学、生物、地学、環境など多方面の切り口からの理系人材育成を目指す教職就職希望人材の発掘を目指した、プログラム開発を進めることができている。 広報についても本科研専用HPの運用並びに、学会等での成果報告など積極的に行ってる。
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今後の研究の推進方策 |
・展開研究 ②(小中高校生対象開発プログラムの改善・実証・広報) 2022-2023年度に進めた小中高校生対象開発プログラムの実証研究の成果をもとに、プログラムの一般化・標準化に向けた改良を行う。また、試行および改良プログラムの開発と実践による評価を継続する。 ・研究成果の広報および社会還元 2024年度も、本研究広報用ホームページを維持・更新し、学会発表を通じて、研究成果の広報および社会還元を推進する。 最終年度となるので、成果をシンポジウムの形でも公表し、特に福井県内地域で共有する。
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