研究課題/領域番号 |
23K20775
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補助金の研究課題番号 |
21H00955 (2021-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2021-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
鈴木 伸一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00326414)
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研究分担者 |
小川 朝生 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 科長 (10466196)
小川 祐子 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 心理療法士 (60803369)
平山 貴敏 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (80794750)
畑 琴音 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教 (60962355)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 進行がん / 行動活性化療法 / ランダム化比較試験 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、進行がん患者のメンタルヘルスの改善をはかるとともに、閉じこもりがちな生活を解消し、日常生活に喜びや生きがいを取り戻し、人生の価値を再認識することができるような支援アプローチを開発することである。具体的には、がん患者用に開発された行動活性化療法プログラムについて、国立がん研究センターおよび東北大学病院に通院・入院している進行がん患者を対象にランダム化比較試験を実施し、その有効性と安全性の検証を行うことである。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、進行がん患者のメンタルヘルスの改善をはかるとともに、閉じこもりがちな生活を解消し、日常生活に喜びや生きがいを取り戻し、人生の価値を再認識することができるような支援アプローチを開発することである。具体的には、がん患者用に開発された行動活性化療法プログラムについて、国立がん研究センターおよび東北大学病院に通院・入院している進行がん患者を対象にランダム化比較試験を実施し、その有効性と安全性の検証を行うことである。 国立がん研究センター中央病院、東病院、ならびに東北大学病院において、臨床試験を開始し、データ収集を行った。具体的には、各施設における精神腫瘍科または精神科が中軸となって関連する診療科(緩和ケアチーム、腫瘍内科、乳腺外科等)と連携しながら候補者となる患者の抽出を行っている。 これまでに、研究実施機関3施設において計18名が症例登録され、適格性の評価を行った。18名のうち、適格基準を満たした16名を対象にランダム化割付を行い、介入群に8名(内訳:国立がん研究センター中央病院6名,東病院1名、東北大学病院1名)、待機群に8名(内訳:国立がん研究センター中央病院6名、東病院1名、東北大学病院1名)が割り付けられた。 そのうち介入群の3名が試験実施期間中に中止基準を満たしたことから除外となった。 また、待機群に割り付けられた2名が待機期間中に中止基準を満たし除外となった。現在のところ、11名のうち7名は臨床試験を終了しており、他4名は臨床試験実施中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
各研究実施施設において、新型コロナ感染症のクラスターが発生した影響で、症例登録を一時中断する必要性が生じた期間があり、症例登録の進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
各研究実施施設において、関連部署との連携を再構築し、症例登録を促進していく予定である。
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