研究課題
基盤研究(B)
本研究では,フェムト秒レーザ加工時に過渡的に出現する巨大応力場を制御することにより,透明硬脆材料の超精密加工を実現する.ピコ秒スケールで変動する応力場の定量計測技術と,瞬間的に出現する引張応力を抑制する応力場制御技術を開発し,両技術を統合することで,超精密加工技術基盤を創出することを目的とする.定量計測法,応力場制御法,それらを統合した計測制御システムの構築法,の3つの基礎理論を確立し,超精密レーザ加工の体系化を図る.