研究課題
基盤研究(B)
高い臨界温度(~40 K)と部臨界磁場をもつMgB2と鉄ニクタイド系BaFe2As2(122系)は、小型冷凍機や液体水素を使って冷却することで、液体ヘリウム温度(4.2 K)よりも高温での応用が可能な超伝導体として注目されています。本研究では、優れた素質を持つこれらの超伝導体を多結晶バルク形態で材料化することを目指し、材料合成プロセスの検討と材料科学研究を行います。マグネシウム金属蒸気を駆使するMVT法などの新規プロセスを活用することで、多結晶型高温超伝導バルクを基礎開発します。