研究課題/領域番号 |
23K21052
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26060:金属生産および資源生産関連
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鈴木 賢紀 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20610728)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 表面張力 / 表面イオン構造 / 表面緩和 / マランゴニ流 |
研究開始時の研究の概要 |
溶融酸化物の表面張力は、金属製錬の操業安定性やガラス製造プロセスの品質精度を左右し、宇宙空間など微小重力下では物質流動の支配要素となる。表面張力は一般に、表面で原子間の結合が一部満たされていない状態に起因した過剰エネルギーと解釈されるが、溶融酸化物の表面では過剰エネルギーを下げようとしてイオン配位構造の緩和が生じ、表面張力に多大な影響を及ぼす。しかし、表面イオン構造緩和の実態は未解明であり、表面張力を正確に予測できない。 本研究では、溶融酸化物の表面におけるイオン配位構造の具体的な緩和形態を明らかにするとともに、構造緩和が表面張力へ及ぼす影響度合を定量評価し、表面張力の新たな予測式を構築する。
|