研究課題
基盤研究(B)
我々がこれまで独自に確立してきた個体レベルでの遺伝子発現抑制法を拡張し、より優れた遺伝子発現制御技術を開発する。これは新規手法論の提案といえる。また、その遺伝子発現制御法を2型糖尿病関連遺伝子のマウス個体内での発現制御に応用することで、a)当該技術の実用性の検証と、b)糖代謝における遺伝子産物の役割の解明を目指す。これにより、目的遺伝子発現がインスリン分泌制御やインスリン抵抗性に如何に影響するかを明らかにするとともに、その遺伝子産物を創薬ターゲットとして扱う際の注意点についても喚起したい。