研究課題
基盤研究(B)
生物は生態環境において、個体をとりまく複雑かつ多様な環境要因に対して応答し、頑強な個体発生プロセスを経て種を繁栄に導く生態システムを備える。しかしながら、その実態と制御メカニズムについては不明な点が多く残されている。本研究では、個体を取り巻く環境要因として社会環境に着目し、社会性昆虫であるアリを研究材料として、社会環境と個体の発生タイミングの関わりとその制御メカニズムの解明を目指す。