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マルチスケール脳機能イメージングによる神経障害性疼痛の情動変容機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K21492
補助金の研究課題番号 21H03135 (2021-2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2021-2023)
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関東北大学

研究代表者

水田 健太郎  東北大学, 歯学研究科, 教授 (40455796)

研究分担者 篠田 雅路  日本大学, 歯学部, 教授 (20362238)
佐々木 啓一  東北大学, 歯学研究科, 非常勤講師 (30178644)
中井 淳一  東北大学, 歯学研究科, 教授 (80237198)
小山内 実  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90286419)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2024年度)
配分額 *注記
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
キーワード口腔顔面痛 / 脳機能イメージング / qAIM-MRI / G-CaMP
研究開始時の研究の概要

神経障害性疼痛は、末梢神経の炎症や傷害を契機に侵害情報伝達経路が持続的な可塑的変化を起こすことで生じる難治性疼痛である。一旦発症すると難治化しやすく、抑うつや不安亢進といった情動変容を随伴しやすい。しかし、神経障害性疼痛に随伴する情動変容に上位中枢のどの脳領域が関与するのか、またどのような機序で生じるかは不明である。本研究は、定量的活動依存性マンガン造影MRI (qAIM-MRI)とin vivoカルシウムイメージングを併用した「マルチスケール脳機能イメージング」で上位中枢の神経活動を可視化し、 神経障害性疼痛に随伴する情動変容機序を解明するものである。

研究実績の概要

神経障害性疼痛は、末梢神経の炎症や傷害を契機として侵害情報伝達経路が持続的な可塑的変化を起こすことで生じる難治性疼痛である。一旦、中枢神経系に可 塑的変化が生じると、鎮痛薬や神経ブロック療法が奏功し難くなり難治化するだけでなく、情動を司る中枢領域にも可塑的変化をきたし、抑うつや不安亢進と いった情動変容が生じると考えられる。しかし、神経障害性疼痛に随伴する情動変容に上位中枢のどの脳領域が関与するのか、またどのような機序で情動変容が生じるかは不明であり、治療法を開発する上での壁になっている。本研究は、マルチスケール脳機能イメージングで上位中枢の神経活動を可視化し、神経障害性 疼痛に随伴する情動変容の機序を解明するものである。
本年度は、眼窩下神経結紮モデルラットとsham群ラットに対して、全身麻酔下でMRIによる全脳イメージング(qAIM-MRI法)を行い、口腔領域の神経障害性疼痛の病態と相関した神経活動変化を呈する上位中枢の同定を試みた。その結果、眼窩下神経結紮モデルラットでは、神経結紮後1週で口腔領域の疼痛受容を司る三叉神経脊髄路核や大脳皮質体性感覚野の神経活動がsham群に比べて上昇していたのに対し、海馬、前頭前野における神経活動は低下していた。これらの上位中枢における神経活動の有意な低下は、抑うつとの相関性を示唆する所見であり、口腔顔面領域の神経障害性疼痛に随伴して、情動を司る上位中枢の神経活動が低下することで、抑うつ症状をきたすことが示唆された。

現在までの達成度 (段落)

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (3件)

  • [国際共同研究] コロンビア大学(米国)

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [国際共同研究] コロンビア大学(米国)

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [国際共同研究] コロンビア大学(米国)

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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