研究課題/領域番号 |
23K21582
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補助金の研究課題番号 |
21H03285 (2021-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2021-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
村山 洋史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (00565137)
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研究分担者 |
菅原 育子 武蔵野大学, ウェルビーイング学部, 教授 (10509821)
藤原 佳典 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 副所長 (50332367)
野中 久美子 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 主任研究員 (70511260)
田口 敦子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (70359636)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2024年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 就労 / 高齢者 / 福祉 / 介護助手 / 健康 / 介護施設 |
研究開始時の研究の概要 |
高齢期就労は、労働力不足解消への貢献のみならず、健康増進・介護予防効果も期待できる。しかし、高齢期に就労することが健康に及ぼす影響に関してのエビデンスは未だ圧倒的に不足している。例えば、「働き方のバリエーション(職種、業務内容、雇用形態、就労動機等)を加味した検証」や「家族や職場等との相互作用を含めた包括的な枠組みでの検証」が必要である。本研究では、福祉領域の高齢期就労の一つの形である「介護助手」に注目し、高齢者が高齢者施設で介護助手として就労することによる、本人、家族(配偶者)、同じ施設で働く介護スタッフ、施設入所者への健康影響を明らかにする。
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研究実績の概要 |
昨今の高齢者は高い就労意欲を持っており、実際に就労する高齢者も増加している。高齢期就労は、労働力不足解消への貢献のみならず、健康増進・介護予防効果も期待できる。しかし、高齢期に就労することが健康に及ぼす影響に関してのエビデンスは未だ圧倒的に不足している。本研究では、福祉領域の高齢期就労の一つの形である「介護助手」に注目し、高齢者が高齢者施設で介護助手として就労することによる、本人、家族(配偶者)、同じ施設で働く介護スタッフ、施設入所者への健康影響を明らかにすることを目的にしている。 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、インタビュー調査の実施やベースライン調査(質問紙調査)の調整が行えなかったが、令和4年度はそれらを実施することができた。インタビュー調査の結果、介護助手として働くモチベーションや得られる効果は、本人の属性や置かれた境遇によって多様であることが明らかになった。質問紙調査では、これらの属性や境遇のバリエーションを丁寧に測定できるような設計が必要であることが明らかになった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和3年度の新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で、全体的にスケジュールは後ろ倒しになっている。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度の調整によって、令和5年度の初頭に質問紙調査を実施することで調整を完了した。今後、ベースライン調査と令和6年度には追跡調査をつつがなく実施し、研究の遂行に努めていく。
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