研究課題/領域番号 |
23K21639
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補助金の研究課題番号 |
21H03390 (2021-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2021-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 (2023-2024) 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2021-2022) |
研究代表者 |
前田 圭介 愛知医科大学, 医学部, 教授 (50775179)
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研究分担者 |
大沢 愛子 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 医長 (10388944)
室谷 健太 久留米大学, 付置研究所, 教授 (10626443)
竹村 真里枝 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 医長 (10869241)
尾崎 健一 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 医師 (20528187)
渡邉 剛 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 医長 (30815014)
近藤 和泉 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 病院長 (50215448)
松井 康素 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院 ロコモフレイルセンター, センター長 (50501623)
佐竹 昭介 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 部長 (50508116)
木下 かほり 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 研究員 (60896306)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 摂食嚥下障害 / サルコペニア / 老年栄養 / 臨床栄養 / 老化 / オーラルフレイル / 超音波検査 / 悪液質 / 老年症候群 / サルコペニアの摂食嚥下障害 / 嚥下障害 / 嚥下超音波検査 |
研究開始時の研究の概要 |
老年栄養という新しいトピックの中で、注目度の高いサルコペニアの摂食嚥下障害について幅広くエビデンスを創出する研究である。フレイル外来、老年内科入院高齢者、入手可能なリアルワールドデータ等を用いて、サルコペニアの摂食嚥下障害およびその関連問題の有病率や予後との関連を研究する。また、サルコペニアの摂食嚥下障害診断に今後重要視される超音波装置を用いたアセスメント法を確立する。
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研究実績の概要 |
サルコペニアの摂食嚥下障害という新しい摂食嚥下障害の病態に関する臨床研究は本邦が世界をリードしてきた。摂食嚥下障害に対するケアに加え、全身のサルコペニア対策が重要である可能性が高く、栄養療法と運動療法の2軸が介入の柱と想定されている。しかし、実臨床に変革が起こるほどの重要なエビデンスはまだ明らかになっていない。本研究の目的は、サルコペニアの摂食嚥下障害の予防、発病リスク、診断、介入に関する大規模で包括的な複合研究を臨床の場で実施し、サルコペニアの摂食嚥下障害に対する栄養療法の有効性を検討することである。また、嚥下関連筋のサルコペニア評価と栄養アセスメントの一環として、嚥下超音波検査の標準的評価手法確立を行う。実臨床に転嫁できるような栄養療法のエビデンスとアセスメント手法を樹立する。 研究第3年度であるR4年度には以下のような下位研究を実施した。研究①フレイル外来におけるレジストリー研究の構築と実施:外来高齢者を対象とした口腔、嚥下問題およびフレイル、サルコペニアを評価するレジストリー研究の研究対象者を200例登録した。研究②嚥下超音波評価標準手法の確立研究:摂食嚥下に関連する器官(関連筋、舌、喉頭構造物、咽頭構造物、食道)に加え、摂食した物を超音波画像として同定したうえで、既存の嚥下超音波研究論文を系統的にデータベースから抽出し超音波検査手法をレビューし、超音波技術のわかりやすい解説および画像・図を配した総説論文を英文誌に発表した。研究③入院高齢者臨床栄養レジストリー研究の構築:入院高齢者の栄養問題とサルコペニアの摂食嚥下障害評価レジストリー研究の登録を終え、分析を実施した。更に、高齢者の嚥下障害、栄養問題に関連する付随情報を整理しXX篇の原著研究論文を英文誌に発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
マイルストーンである嚥下超音波検査法についてのレビュー論文を発表した。入院および外来レジストリー研究から複数の論文を発表した。
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今後の研究の推進方策 |
レジストリー研究を材料に、摂食嚥下および老年栄養に関する研究論文を追加発表する。本研究終了後の新たな老年栄養学研究の開始準備を始める。
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