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超伝導を凌駕する省電力・省スペース・低価格な常伝導加速構造の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K21831
補助金の研究課題番号 21H03744 (2021-2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2021-2023)
応募区分一般
審査区分 小区分80040:量子ビーム科学関連
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

阿部 哲郎  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 教授 (70370070)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2022年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード加速空洞 / 高周波 / マイクロ波 / 省電力 / 省スペース / 加速器 / 粒子加速 / 常伝導 / 低価格 / 常伝導加速 / 費用対効果
研究開始時の研究の概要

加速器は、幅広い分野で利用されている有用な実験装置であるが、その運転には大電力が必要、設置に広いスペースが必要、そして高価である、といった欠点がある。これらのことにより、実験の長期遂行や高度化、新規プロジェクトの提案などの妨げとなっている。エネルギー効率だけを考えれば、超伝導加速器(レアメタルである純ニオブ製)が活躍し始めているが、クライオスタットも含めるとかなりのスペースを要し、また、非常に高価である。本研究では、常伝導加速構造(低価格な純銅製)でも、高い加速周波数を採用する等で、超伝導加速構造以上の高い省電力性と省スペース性を実現でき、さらに、圧倒的な低価格で製作可能であることを実証する。

研究実績の概要

加速器は、幅広い分野で利用されている有用な実験装置である。しかし、その運転には大電力が必要、設置に広いスペースが必要、そして高価である、といった欠点がある。これらのことにより、科学実験の長期遂行や高度化、新規プロジェクトの提案などの妨げなっている。エネルギー効率だけを考えれば、近年、超伝導加速器(通常、その加速構造はレアメタルである純ニオブ製)が活躍しているが、(断熱構造である)クライオスタットも含めるとかなりのスペースを要し、また、非常に高価である。本研究課題では、常伝導加速構造(通常は低価格な純銅製)でも、高い加速周波数を採用する等で、超伝導加速構造以上の高い省電力性と省スペース性を実現でき、さらに、圧倒的な低価格で加速構造が製作可能であることを実証することが目標である。これにより、小型加速器の医療・産業分野への応用研究を推し進める。本開発研究は、①各種設計・要素試験、②0号機(プロトタイプ)の製作・試験、③1号機(改良型)の製作・試験、④2号機(最終型)の製作・試験というステップで進める。当該年度は、②の段階に進むための設計と試験、及び、より効率的な冷却方法の試験を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

試験空洞を製作するための基礎的設計と試験、及び、本研究のための高電界試験を行うためのテストスタンドの準備が順調に進んでいるため。

今後の研究の推進方策

これまでの試験結果等を反映させた試験空洞を製作し、高電界試験を行う。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Nextef2:KEKにおけるXバンド高電界試験スタンドの再生2022

    • 著者名/発表者名
      阿部 哲郎
    • 学会等名
      第19回日本加速器学会年会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-08-08  

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