研究課題/領域番号 |
23K21932
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補助金の研究課題番号 |
22H00660 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
村田 和代 龍谷大学, 政策学部, 教授 (50340500)
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研究分担者 |
吉田 悦子 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (00240276)
石原 凌河 龍谷大学, 政策学部, 准教授 (00733396)
遠藤 智子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40724422)
秦 かおり 大阪大学, 大学院人文学研究科(言語文化学専攻), 教授 (50287801)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2023年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2022年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | ナラティブ / リスクコミュニケーション / 多言語比較 / オンラインコミュニケーション / 談話分析 / 会話分析 / ナラティブ分析 / COVID-19 / ナラティブ研究 / ウエルフェアリングイスティクス / 相互行為研究 |
研究開始時の研究の概要 |
「全世界レベルの災害の中で日常を生きる若者たちが、新型コロナウィルス感染症(以下COVID-19)によるパンデミックについて『何を』『どのように』語り合うのか」という学術的問いを、相互行為研究の多様なアプローチ(コーパス言語学、ナラティブ研究、会話分析、談話分析、相互行為言語学、機能言語学)を用いて、量的・質的の双方から動的・多層的に考察する。COVID-19についてのZoomによる初対面ペア会話を5言語で150会話収集し(日本語、英語、タイ語、韓国語、中国語、各言語の母語話者30ペア)オンラインによる初対面会話という観点からも考察を行う。
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研究実績の概要 |
本研究プロジェクトでは、「全世界レベルの災害の中で日常を生きる若者たちが、新型コロナウィルス感染症(以下COVID-19)によるパンデミックについて『何を』『どのように』語り合うのか」という学術的問いをたて、相互行為研究の多様なアプローチ(コーパス言語学、ナラティブ研究、会話分析、談話分析、相互行為言語学、機能言語学)を用いて、量的・質的双方から動的・多層的に考察する。 デジタルネイティブ世代に焦点をあて、COVID-19についてのZoomによる初対面ペア会話を6言語で180会話(日本語、英語、タイ語、韓国語、普通話、広東語、各言語の母語話者初対面同士30ペア)を収録し、初対面会話、オンライン会話といった観点からも考察する。 2022年度は、言語データ収集とデータの整理に集中した。言語データ収集のプロセスは以下のとおりである。(1)日本語、英語、タイ語、韓国語、普通話、広東語、各言語のコーディネーター(各会話の司会者)を募った。(2)それぞれの母語話者で各言語60名の会話参加者を募り、初対面同士のペアで、会話を収録する日程調整を行った。(3)コーディネーターが各ペアのZoomに入り、会話収録の目的、参加者への説明後、収録参加の承諾を得てから会話収録を行った。それぞれの言語で言語データ収集(収録)の進捗状況の異なりはありつつも、6言語30ペアの会話の収録(トータル180会話)を終了し、その後データの整理を行った。並行して、文字転記の作業も進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
6言語母語話者初対面同士30ペアの会話収録は、国や地域を超えての作業であるため、想定以上に時間がかかった。加えて言語データ整理にも想定以上に時間がかかった。
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今後の研究の推進方策 |
言語データの収集・整理が終わったので、各言語の分析・考察を進め、国際学会でパネル開催や、公開研究会の開催を予定している。
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