| 研究課題/領域番号 |
23K21962
|
|---|
| 補助金の研究課題番号 |
22H00690 (2022-2023)
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(B)
|
| 配分区分 | 基金 (2024)
補助金 (2022-2023) |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
|
|---|
| 研究機関 | 同志社大学 |
|---|
研究代表者 |
水谷 智 同志社大学, グローバル地域文化学部, 教授 (90411074)
|
|---|
| 研究分担者 |
役重 善洋 同志社大学, 人文科学研究所, 嘱託研究員 (50817228)
中尾 沙季子 中央大学, 総合政策学部, 助教 (50883899)
吉田 信 南山大学, 国際教養学部, 教授 (60314457)
駒込 武 京都大学, 教育学研究科, 教授 (80221977)
西山 暁義 共立女子大学, 国際学部, 教授 (80348606)
馬路 智仁 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80779257)
Hee Nadin 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 教授 (40927571)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
| 配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2025年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2022年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
|
|---|
| キーワード | トランスインペリアル・ヒストリー / 間帝国史 / 植民地主義 / 間-帝国史 / 比較のポリティクス / 反植民地主義 / transimperial / 反帝国主義 |
|---|
| 研究開始時の研究の概要 |
複数の近代帝国の相互影響関係を前景化し、その文脈に各々の植民地主義と反植民地主義を捉えて再考する「間-帝国史（trans-imperial history）」を、言語の壁を越えて史料の読解に基づいた実証史学の一分野として発展させていくにはどうすればよいか。本研究の目的は、誰もが参照可能なモデル事例および理論・方法論的な枠組みを提示することである。そのために、各メンバーが海外での文献調査を基にして英・仏・
蘭・独・米・日の帝国に関して実証研究を行い、それぞれの事例を有機的に連関させるべく相互に分析を行う。
|
| 研究実績の概要 |
メンバーが全員加入しているCenter for Transimperial History(CTH)を通して、以下の国際学術イベントを開催した：① ‘Meet the Author Series： Sakiko Nakao, the Author of Nationaliser le panafricanisme（6月8日）;②‘Research Showcase Series: Satoshi Mizutani,‘The Dual Transimperiality of British Colonial Thought(10月12日)；③‘Research Showcase Series: Vicky Shen, The Possibility of the Nonhuman in Transimperial History（2月23日）。また、研究代表者の水谷と研究分担者の中尾は、11月末にサンフランシスコで開催された第66回African Studies Association Annual Meetingに参加し、中尾が企画したパネル‘Crossing Imperial Boundaries: Transimperial Circulations and Anti-colonial Strategies'において報告を行った。さらに水谷と分担者の役重は、インド・ボンベイで3月4－5日に開催された国際研究会Decolonizing Politico-Religious Relations in Asia—Interfaith Dialogue Towards Sustainable Peace in the Post-Nation-State Eraに参加し、研究報告を行った。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
実証研究のための海外文献調査が一通り終了した。一方で、「間帝国史」研究の理論構築をグローバルに行うための海外研究者との連携が計画以上に進展した。
|
| 今後の研究の推進方策 |
共同歴史研究の成果を論集にまとめるために、2024年6月に研究会、2025年3月に公開ワークショップを開催する予定である。
|
