研究課題/領域番号 |
23K21998
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03050:考古学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
塚本 憲一郎 岡山大学, 文明動態学研究所, 客員研究員 (20755368)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 古代マヤ文明 / 宮殿 / 古典期 / エル・パルマール遺跡 / 発掘修復 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、メキシコ カンペチェ州南東部に位置するエル・パルマール遺跡の宮殿を平面的・層位的に発掘して、貴族の日々の諸活動と王政との相互作用を明らかにすることである。これまでのマヤ考古学研究では、王政の変化・崩壊を環境変化や外部からの侵入と結びつける傾 向があった。そのため、王政の変化は外的要因と関係づけられ、日々の諸活動との相互作用についてはあまり議論されてこなかった。本研究は、環境史や戦争などの外的要因を考慮しつつも、貴族の日常生活によってそれまでの制度が変化し、新たに制度化された行動規範や、経済、文化などによって日々の生活が変化するという双方向的な社会のプロセスを解明する。
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