研究課題/領域番号 |
23K22304
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補助金の研究課題番号 |
22H01033 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 筑波大学 (2024) 岡山大学 (2022-2023) |
研究代表者 |
丹治 敬之 筑波大学, 人間系, 准教授 (90727009)
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研究分担者 |
高橋 甲介 長崎大学, 教育学部, 准教授 (10610248)
松下 浩之 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (30633789)
高浜 浩二 作新学院大学, 人間文化学部, 教授 (40616299)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2023年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 初期のかな読み書き発達 / 縦断研究 / 認知的規定因 / 家庭のリテラシー環境 / 早期支援 / 幼児 / ひらがなの読み書き / 認知的要因 / 家庭環境的要因 / 縦断調査 / 認知能力 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,就学前後の子どもの多様な読み書き発達とその家庭学習を支えるための早期支援モデル構築をめざしている。そのために,以下の問いを明らかにする。それは,1)とくに就学前の子どもにおける初期の読み書き発達と,認知能力および家庭の読み書き環境との間にはどのような関係があるのか,2)一人ひとりの多様な読み書き発達の実態に合わせて,子どもとその保護者に対してどのような支援方法が有効なのか,という問いである。本研究により,就学前の子どもの包括的な読み書き発達把握の方法と,就学前からの効果的な早期支援方法が明らかになることが期待される。
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研究実績の概要 |
2022年(R4年度)は、研究分担者の協力を得て、計画通り、複数地域(栃木、山梨、岡山、長崎)で、子どもの読み発達と認知的・環境的要因に関する縦断調査を開始することができた。新型コロナウィルスの影響もあり、実施が難しい時期もあったが、協力園の理解と協力により、時期を調整しながら実施に至った。調査は、年中クラスの子どもとその保護者を対象にして、子どもにはひらがなの読み、音韻意識、語彙、非言語IQ、対連合学習、呼称速度の課題を調査した。これらの課題は日本国内の先行研究の知見、国外の先行研究の知見を参考にして設定した。保護者には、家庭での読み書きに関する活動や環境について尋ねるアンケート調査を実施した。保護者のアンケート項目も同様の理由で作成した。今後、年中児から年長児におけるひらがなの読み発達と、それに関連する認知的・家庭環境要因について分析を進める予定である。 次年度(2023年)は、1回目の調査に協力頂いた子どもとその保護者を対象に追跡調査を実施する予定である。ひらがなの読みに関連する課題や保護者アンケート項目を継続して測定し、経年変化と縦断的関係の分析を進める。また、今後のひらがな読み発達段階の様相をとらえるデータを得るために、ひらがな特殊音節の読み、ひらがな読みの速さ、ひらがなの書きについても追加する予定である。それに伴い、特にひらがな書字発達に関連することが予想される視覚認知、視写の課題についても今後検討していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新型コロナウィルスの影響もあり、実施が難しい時期もあったが、協力園や参加者の理解と協力により、時期を調整しながら、当初の計画通り、複数地域での調査を実施することができているため。
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今後の研究の推進方策 |
調査を計画通り実施するため、研究分担者とは密に連絡を取り、必要に応じてオンラインでの打ち合わせを実施しているが、今年度以降も継続して進めていく。協力園の都合により、調査実施計画の変更が生じる場合は、研究分担者から協力園の状況をよく聞きとりながら、調査実施時期の調整や縮小、場合によっては中止や延期の対策を講じる予定である。
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