配分額 *注記 |
11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2026年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2025年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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研究開始時の研究の概要 |
3次元ユークリッド空間にはめ込まれた向き付け可能な極小曲面をリーマン面上の複素解析的なデータで表示する「ワイエルストラス型表現公式」の類似がさまざまな幾何学的対象について知られている.それらのうち,たとえば3次元双曲空間の平坦曲面,3次元ローレンツ・ミンコフスキー空間内の極大曲面などは,表示された曲面が特異点を持つ.その中で,とくに時空の曲面の場合には,特異点を越えて曲面が実解析的に延長される例が散見され,そこに興味深い幾何学を見出すことができる.本研究では,さまざまなワイエルストラス型表現公式について,同様の現象を表現公式の側面から研究し,共通の理論的基盤を構築することを目的とする.
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