配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は、3次元の楕円体モデルへの拡張結果を解析して、扁平率が重要なパラメータであることを再確認し、予定した相関関数やボックスカウンティング次元の解析ができ論文を完成させた。これらの結果を欧文誌に投稿したところ、さらなる実験結果との比較検討を求められたため、東京大学医学部栗原研究室の内島助手らによるin vivoでの3次元系の実験データを入手し、比較検討を行った。また、栗原研究室の礪波助教らが中心となって、内皮細胞運動の詳細な解析を行った結果、遺伝子操作などの効果について数学的な考察を加え、まとめることが可能となったため、修正も含めて何度かの欧文誌とのやり取りの結果、次の論文を発表することが可能となった。 Kazuo Tonami, Tatsuya Hayashi, Yasunobu Uchijima, Masahiro Kanai, Fumitaka Yura, Jun Mada, Kei Sugahara, Yukiko Kurihara, Yuri Kominami, Toshiyuki Ushijima, Naoko Takubo, Xiaoxiao Liu, Hideto Tozawa, Yoshimitsu Kanai, Tetsuji Tokihiro, Hiroki Kurihara,“Coordinated Linear and Rotational Movements of Endothelial Cells Compartmentalized by VE-cadherin Drive Angiogenic Sprouting”, iScience, Volume 26, Issue 7, 107051(2023); https://doi.org/10.1016/j.isci.2023.107051 以上の結果から、おおむね順調に進展していると考えている。
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