配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2022年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
|
研究開始時の研究の概要 |
単一の光子や電子に対して感度を持つ検出器は現存しているが, 同様に準粒子であるフォノン(格子振動の量子)やマグノン(スピン波の量子)を計数計測できるセンサーはほとんど実現されていない. 本研究では, 超伝導素子を利用した新たなフォノン・マグノン分光技術を開拓し, その単一準粒子感度とエネルギー分解能を検証するとともに, 低温、強磁場環境下での物性測定に供する. 特にトポロジカル磁性体等を測定対象とし, 物質に内在する量子位相に起因した, 非相反や偏向といった特異な準粒子輸送現象, またその非平衡ダイナミクスの検出を行う.
|