研究課題/領域番号 |
23K22702
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分20010:機械力学およびメカトロニクス関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
石川 諭 九州大学, 工学研究院, 准教授 (60612124)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 発声障害 / 声帯振動 / 嗄声 / 自励振動 / 構造・流体連成解析 |
研究開始時の研究の概要 |
声帯ポリープ,喉頭がんなどの発声障害を罹患した場合の声帯振動のメカニズムを解明することは重要な課題である.既存の声帯振動解析では,喉の軟骨の回転による声帯の伸長を考慮できていない課題がある.本研究課題では,声帯の伸長を考慮するために,超弾性体非線形有限要素法等を用い,声帯の伸長の影響を考慮した声帯振動解析モデルを確立する.また,声帯の伸長を変化させながら声帯同士の衝突力を計算して,声帯伸長のさせ方(喉の筋肉の使い方)と声帯ポリープ,声帯結節の発症しやすさ(衝突力が強いと発症しやすい)の関係を推定することや,病変による声帯振動変化のメカニズムを解明することで,咽喉医療に有益な知見を提供する.
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