本研究は、近い将来に電気自動車用「超」急速充電器への適用が期待される直流電圧1500 V、変換器容量数100 kW級の高圧大容量半導体電力変換技術(パワーエレクトロニクス)に着目し、大容量化・小型軽量化・高制御性・双方向電力伝送を同時に実現可能な絶縁型直流-直流変換器の提案を行い、有効性・妥当性に関してミニモデルを用いた実験,数値解析、および回路シミュレーションを用いて検証し、電気自動車の普及拡大、SDGsの目標の一つである産業と技術革新の基礎の実現、および脱炭素化社会実現に寄与する。具体的には、定常時・過渡時における運転特性の実験検証を行い、電気自動車用超急速充電器への適用可能性を追求する。
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