研究課題/領域番号 |
23K22875
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補助金の研究課題番号 |
22H01605 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22040:水工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
研究代表者 |
細川 真也 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, グループ長 (90371781)
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研究分担者 |
百田 恭輔 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 研究員 (10815921)
小硲 大地 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 研究官 (10817167)
内山 雄介 神戸大学, 工学研究科, 教授 (80344315)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2024年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | アマモ / コネクティビティ / 遺伝構造 / 流動構造 / 流動的・遺伝的な結びつき / メタ個体群動態 / 瀬戸内海 / 遺伝子分析 / 流動解析 / 結びつきの評価 / 流動的な結びつき / 遺伝的な |
研究開始時の研究の概要 |
瀬戸内海域に広く分布するアマモは,海水温上昇による広範囲な衰退リスクに晒されている.この衰退を回避し,効果的な保全に資するためには複数の生息場間の広域的ネットワーク構造を考慮した新たな手法が必要となる.本研究では,瀬戸内海域のアマモ場の広域的な保全に資するため,アマモ種子が海流に対して受動的に広域に輸送される点に着目し,流動解析と遺伝子解析の2つのアプローチを統一したモデルを構築することで,複数のアマモ場の間での種子による複数世代間の「結びつき」を明らかにする.さらに,海水温上昇に伴って衰退に至る過程の時空間スケールを定量的に明らかにすることで,アマモの広域的な動態の解明を目指す.
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研究実績の概要 |
当該年度は,アマモの遺伝的結びつきを明らかにするためのサンプル採取及び遺伝子解析と流動に基づく結びつきの数値解析を実施した. アマモの遺伝的結びつきのサンプル採取及び遺伝子解析では,瀬戸内海の中の結びつきを明らかにすることを目標として,瀬戸内海に現存するアマモ場からサンプルを採取した.一方,他の領域のアマモのサンプルを得る機会も得た.他の領域の中での瀬戸内海のアマモ場の遺伝的位置づけは,翌年度以降に実施する予定であったが,当該年度では,当初計画していたよりも広い領域のアマモサンプルの遺伝子解析を分析に供した.しかし,当該年度では分析に供するまでに留まり,結果を得る事はできなかった. 流動に基づく結びつきの数値解析に関しては,既に構築されている瀬戸内海域のROMSモデル(地形を600 mメッシュで再現した空間的に高解像度なモデル)を活用した結びつきの評価手法を検討した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
サンプル採取の次期を遅らせた.また,他の領域の中での瀬戸内海のアマモ場の遺伝的位置づけを評価するためのサンプルも得られたこともあり,分析に掛けるタイミングが大幅に遅れた.この結果,遺伝子解析を当該年度中に得ることができず進捗が遅れた.
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今後の研究の推進方策 |
当該年度(R4d)計画した内容の進捗は遅れたものの,翌年度(R5d)に遺伝子解析及び流動解析を進め,既に計画を挽回済みである.
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