研究課題/領域番号 |
23K22984
|
補助金の研究課題番号 |
22H01715 (2022-2023)
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
|
研究機関 | 事業創造大学院大学 (2024) 東京都立産業技術大学院大学 (2022-2023) |
研究代表者 |
嶋津 恵子 事業創造大学院大学, 事業創造研究科, 教授 (70424215)
|
研究分担者 |
坂本 啓 東京工業大学, 工学院, 准教授 (40516001)
山崎 政彦 日本大学, 理工学部, 准教授 (40632302)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2024年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2023年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2022年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
|
キーワード | システムデザイン / 上流 / MBSE / コンテキスト分析 / システムズエンジニアリング / 超上流 / ユーザモデル / 上流設計 / 要求工学 |
研究開始時の研究の概要 |
①システム化対象領域を,解決したい問題を成す部品の集合体としてどこまで構造化できるかと,②その汎用的手法を開発できるかである.より汎用性のある手法とするために研究期間の後半では,産業界での実証検証を行う.
|
研究実績の概要 |
本研究の主題は,①システム化対象領域を,解決したい問題を成す部品の集合体としてどこまで構造化できるかと,②その汎用的手法を開発できるかである. 今年度は,計画にStep1さだめたとして定めたシステム化対象領域を「システムの導入により解決したい問題を成す部品」と「それらをつなぐ構造体」として把握する方法を開発した.題材として国産の測位衛星システムであるQZSS(Quasi-Zenith Satellite System: 準天頂衛星システム)がL1S帯を使って放送する災害・危機管理通報サービス(通称”災危通報”)の地上制御システムの開発を採用した.特にこのシステムの代表的な機能である災危通報発令地区を限定的な情報配列で表現する方法に関し,開発側視点と利用者(発令者視点と受信者視点)のそれぞれを構造化しさらに関係づけ,システムの設計に展開することに成功した. さらに,坂本はキューブサット(手のひらサイズ立方体小型衛星)の設計に,また山崎は地震先行電磁気現象検知衛星の探知機能に活用した.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2023年8月末に研究代表者が新型感染症に罹患し,1か月を超える休養を要した.これにより,計画していた米国での調査などの実施が遅延した.
|
今後の研究の推進方策 |
当初の計画に従い汎用性を狙い,造体と整合性のある,つまり問題の解決策となるように機能要素とそれらの統合からなるシステム設計方法を考案する.
|