研究課題/領域番号 |
23K23310
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分32010:基礎物理化学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
鄭 誠虎 熊本大学, 大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センター, 教授 (40390645)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 蛋白質 / アロステリー / 分子動力学シミュレーション / 熱力学 / 時間相関関数 |
研究開始時の研究の概要 |
蛋白質のシグナル伝達やモーター蛋白質における力の生成といった機能発現においては、シグナル分子やATPとの結合の影響が遠く離れた部位に伝播する、長距離にわたる構造・エネルギー相関が存在する。しかし、分子レベルでなぜ、どのようにしてそのような長距離相関が実現されているのかはよくわかっていない。 本研究では、シグナル分子や ATP との結合により蛋白質の自由エネルギー曲面がどのように変化するのかを明らかにする「揺らぐ熱力学」解析、結合の影響が蛋白質内をどう伝播していくのかを調べる多体の時間相関関数を用いた「動的協同性解析」、という2つの解析を行うことにより、長距離相関の分子メカニズムの解明を目指す。
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