研究課題/領域番号 |
23K23377
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34020:分析化学関連
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
チッテリオ ダニエル 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00458952)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2024年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
|
キーワード | CRISPR/Cas / 核酸分析 / 比色分析 / 分析デバイス / 高感度 |
研究開始時の研究の概要 |
外部機器を利用した核酸増幅に頼らず、簡単なデバイスで十分に低い検出限界を達成するため、分析に必要なすべての機能を紙に統合した2段 階の酵素増幅を利用する。まず第1段階において、CRISPR/Cas酵素(特異的に核酸を識別し、周囲の一本鎖DNAまたはRNAを無差別に切断する)が 、ターゲット核酸の存在下で、ALP酵素(基質と反応することで色変化が生じる)で標識された複数の一本鎖DNAまたはRNAを切断する。その後自 動で第2段階に入り、ALP酵素がリリースされ、強い色変化を引き起こす。その結果、PCRなどの機器を用いて核酸を増幅せず、少量のターゲッ ト核酸で、十分な色変化を引き起こすことができる。
|